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面白いところを見つけて笑う
「面白いところを見つけて笑う」
落語の楽しみ方の最高峰だと思う。
文華師匠の鉄板のまくらの言葉である。名言だわコレ。
頭から尻尾までおもんない落語なんてない。もしあるとしたら聴き手が聞いていないだけだと思う。
全体的におもんないという評価はあるかもしれない。けれども、なにかひっかかる面白さはあるはずだ。
それは、仕草かもしれない。言い方かもしれない。とちって慌ててる姿かもしれない。目を凝らせば、面白いことは必ずあるはずなのだ。
でないと、なにをしに寄席にきたのかがわからないと、僕は思うのです。
笑いに来たのだろう?だったら探して笑え。それがプロの聴き手っていうもんだ、といいたい。
寄席でないのなら、探さなくてもいいかもしれない。
寄席にきたのなら、探して笑おうではないか。
「面白いところを見つけて笑う」
わざわざ寄席に足を運んだ自分への嗜みなのだ。
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![いっきょう@人生ログ落語作家×ビジネス落語家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168110645/profile_5ca3fba6c636fa386bfc7b8ff0830884.jpg?width=600&crop=1:1,smart)