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落語は一人で複数人を演じる芸である。演じる時に気をつけることがある。それは感情を入れ過ぎないことだ。

感情を入れて演じると、受け手からみて、くさくみえてしまう。いっぽう演じてる本人は気持ちいい状態となってしまう。

なので余計に入り込んでしまい、そうなると、余計に受け手は白けてしまう状態となってしまう。そのことが演者にはわからず、ますます悦に入り込み、受け手はさらに引いてしまう状態となってしまう。

このループに、ついハマるのである!

とはいえ、淡々としても、伝わらないし、どないしたらええねん~状態に陥ってしまう。。

落語はほんとむつかしい。鍵になるのが、やっぱりプロに指導を受けることだと思う。素人はいい塩梅がわからないので、その塩梅を教わるしかない。

しかし、その塩梅っていうのも、なかなか掴みにくい。これは、場数をこなすしかないと思う。あとプロからの指導を素直に受けること。この2点につきる、が僕の結論である。

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いっきょう@人生ログ落語作家×ビジネス落語家
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。