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伸び縮みする時間、 「未来予測とその遅延」

「Time is money.」と言ったりします。「時の経つのが早過ぎる」と嘆く人がいます。一方で待ち人来たらず、まだかまだかとヤキモキする人もいます。

実際、「時間は相対的で主観的なのです。」いやそもそも「時間は存在しない」のです。にも関わらず私たち人間は、時間の存在を集合意識として「頑なに」信じ込んで、疑いもしません。

例えば、録画した動画をスロー再生出来ますし、三倍速で観る事も出来ます。ある長編映画を四コマ漫画では、起承転結のたった四コマで簡略に表現出来ます。

本当は「全ては今ここに有る」のです。つまり、同時並行的に複数の並行宇宙が存在するのです。こう言った世界観は一体誰が言い出したのでしょうか?今では私もそうした世界観に同意しています。彼らの言っていることが正しい気がするからです。人間が自分の心に思い浮かべる想念は、大概一瞬で、その一瞬の想念がその都度一つの平行宇宙を創っているのではないかと考え始めています。

人間には未来予知能力は有りません。それで予言者や霊能者若しくは宇宙人が、2028年にアセンションしますとか、2024年にはメドベッドが出来ますと言って来たとします。人間は、それをそのまま鵜呑みにして信じるか、そんな訳無いと一蹴するか、二つに一つの選択しか出来ません。

でもそれを聞いた一部の人たちは希望を懐き、期待してしまいます。でもよく考えて見て下さい。それは、「外界の変化を期待した」のであって、自分の意識の「内面の変革」を怠った意識体の「期待過剰」や「予測の遅延に伴う更なる落胆や失望」をもたらす「危険な希望的観測」に過ぎなかったりするのです。

つまり其処には、その人の外界依存症が潜んでいるゆえに、自身の内面の書き換えが後回しになっているのです。だから善意の宇宙人が「希望」をプレゼントしたくて未来予測をしたとしても、その結果か齎(もたら)す期待過剰とその後の落胆や失望は、世界的イベントを体験したい人々にその遅延を齎してしまいます。

それ故、幾つも有る平行宇宙の中で、どのタイムラインが集合意識的に選択されるかを、一霊能者が言い当てるのは「当るも八卦」の域を出ないと言わざるを得ません。それは詰まる所、人間は未来を予測したり予想したりするのでは無くて、「自らが未来を創造していく確実性」の方を選択した方が良いのだと結論できます。

人生とは旅である。だがそれは単なる旅では有りません。自分磨きの旅、聖地巡礼の旅、或いは「悟りに至るまでの悠久の旅路」なのです。

一仕事終えた時、人は「お疲れ様」と言ってしまいます。「あー疲れた」と言ってしまうのは、明らかにネガティブ発言だから当然そのとき自分の波動や運気は下がります。でもこの場面で「疲れを知らない子供のように」、疲れてませんと言い張るのも何か不自然です。だって何かの活動をしたら脳神経を使います。脳神経を使ったら使った分だけ神経伝達物質は消耗してしまうからです。

努力や苦労や頑張りはエネルギーの大河に「抵抗」しているから「疲れる」のです。でも疲労物質を発生させない人間なんて今のところ存在しません。

と言うか、たとえ愉しみ歓んだとしても、その際にも神経伝達物質は使われるので、やっぱり疲れは溜まるのです。

「ご苦労様でした」と言われて、「いや苦労なんてして無いです」と言う返答もそれ自体聞いた方が疲れます。ネガティブ社会の名残りとして暫らくはこうしたネガティブ単語は慣例として使われる事でしょう。

それよりも「あー疲れた」と言う事で、却って疲れが増したら、こっちの方が問題だから、この言葉を口に出さない方がいいかもしれません。

生命の本質とは活き活きと生きること、つまり生命は本質的にエンドレス、つまり不死なのです。と言う事は、死は元来存在しないのです。だから死の存在するこの世は偽物の世界、偽りの世界、つまり嘘世界と言えるのです。

「時の経つのって、早かったり遅かったりします。」つまり、主観的で相対的なのです。それは言い換えると、自分の移動速度により変動します。それ故、自分が光の速さで移動していたら、歳を取らないと推測出来ます。と言う事は、人間が歳を取るのは人間の周波数が低いからであり、高次元に住む程、長寿存在になっていくと言う仮説は正しかったことに成ります。地上を歩き回る人間は老化を免れず、天にアセンションした者たちは長寿を満喫する、だとしたら矢張り天に住んだほうが得策かもしれません。

今の処、人間は時間やその経過を自分で自由に変更する事が出来ません。高次存在とか宇宙存在と言われる人たちは、自分には時間やその概念を変更する力があると信じるゆえに、より時間から自由に成っていくのでしょう。これはつまり、自己の無能性を信じ込んでいた人間から、自己の有能性を信じ始めた者たちへと進化成長したと言えるのでしょう。








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