サケを川に放流するな!
今日本では、鮭(さけ)の稚魚を川に放流して、数年後に帰って来いよと呑気なことを言っている。世界中で漁業資源の奪い合い、根こそぎ乱獲が起きているのに、あまりに時代遅れで、時代錯誤が過ぎる。数年後を待ってる間に、外国船が全てかっ攫(さら)って、川には帰って来ない。食糧争奪戦なのである。こうした厳しい現実を直視して、悠長で愚かしいやり方は、もう終わりにしないといけない。では、どうすればいいのか。川に放流しないで、海で育てる。これを海面養殖法と言う。もうこれでいくしかない、そういう時代なのだから、時代の変化に対応した漁法にチェンジしよう。漁業は「獲る」から「育てる」へシフトしないといけない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?