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お金の神常識 4 「豊かさを呼吸する」

第一章 欲望存在としての自分

人間は欲望存在なので欲望は自然に生じてくる。つまり欲望は自動的に生じて来る。あるホルモンの分泌によって、空腹感や喉(のど)の乾きが自然に発生する。いや欲望が自然発生しないと病気や老いが疑われ、がっかりする。
だが、本当に欲望しないといけないかというと全くそんなことは無い。

別に欲望しなくても構わない。そして欲望したからには、次に必然的に欲望の充足あるいは不充足に行き着く。

第ニ章 お金への渇望

お金に困って困って、「喉から手が出るほど欲しい」と思う人がいる。そのお金への渇望の強さがお金を手にする原動力と思い込んでいるのである。

だが、それは自分の金欠感や欠乏感を動機としてスタートしているので、却って金銭を遠ざけてしまう。

この考え方を是正するには、まず価値観としてお金を否定しないこと、そして豊かになることに罪悪感を抱かないこと、即ちお金の肯定的側面を受け入れる必要がある。

金欠感からスタートしていると、つい「お金は使ったら減るもの」と考えてしまい、使う度に減っていき今月ピンチと思いながらお金を使ってしまう。

言い換えれば、お金を使うことに喜びや楽しさが無いゆえにますますお金と縁遠くなっていく。

「使っても減らない不思議なお金」、そんなお金なんて有るわけないって?金欠病患者の抱く「お金観」は間違っているのである。つまり、お金は有限で直ぐに無くなってしまうものと思い込んでいる。だから、いくら「引き寄せの法則」を読んでも理解できない。なぜなら自然に入って来ると信じていないからである。

第三章 「お金は空気と同じ」

息を吐いたら、自然と吸いたくなります。吐いたら減るから、吐かないでおくと言う人はいません。空気は何処にでも満ち溢れている。つまり、「豊かさ」とか「宇宙エネルギー」は無限で無尽蔵で、その豊かさのシンボルとしてお金をイメージする。

即ち宇宙全体に豊かさは充満していて、吸っても吐いても減ったりしない。

だから最初に無限に豊かなのだと言う大前提が無いと上手く行きません。

今月ピンチと言う金欠感から出発してたら、そりゃ使ったらどんどん減っていきます。

宇宙の豊かさは常に存在し、既に今ここに有るので、お金は使っても減らないし直ぐまた入って来る。だから、愉しく使い、感謝と喜びを感じながら使う。

金欠病患者は使うと減る、使うの嫌だと言う不快感と抵抗感を感じながら使うので、次にお金が入って来にくくなる。お金は入ったら嬉しいが、出ていくのは不愉快と思いながら生きているんです。

お金は呼吸と同じで、吐いたら吸う、空気は無限に有る、豊かさも無限で尽きることが無い。

それで「無限の豊かさ」と言う宇宙エネルギー詰まりは生命エネルギーが宇宙全体に無限循環していて、自分がそれを吸っては吐いて生きている、呼吸するが如くにその豊かさを受け取るには、自分はその豊かさを受け取る「価値が有る」存在であると自己認識している必要がある。つまり、此処で三次元的な「無価値感」は手放しておく必要がある。私は豊かになる価値がないとか考えていては駄目です。

自分とは無限の豊かさで、豊かさの循環として、お金を愉しく使い、愉しく生きてる人に、お金は引き寄せられてまた其処に集まって来る。


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