バシャールとエイブラハム 5 、 「他国依存症」
第一章 「他国依存症」
今日本中で車が走っているが、石油やガソリンは100%輸入である。詰まり、生殺与奪は他人や他国に委ねるしかない。こういう生き方をあだ花的と言うのだろう。自給自足の生活は、理想だが、実際にやるとなると大変である。そこに時間と労力を注がないといけない。都市生活者が中心の現代社会は、自給自足生活を事実上不可能にした。
第ニ章 「行動は創造しない」
地球は、「行動の星」である。江戸からお伊勢参りをするには「歩く」しかない。つまり、念力でワープする訳にいかない。
お金を得るには働いて賃金を受け取るしかない。つまり、お金を持っている他人から貰う以外にすべがない。だが、バイトで獲られるお金は多く無い。この状況は、自分自身が先ず「無価値」であって、「無価値な自分は労働によって価値を獲得するしかない」、つまり汗水垂らし奮闘努力するしか手はない、といった先入観・思い込み・勘違い・刷り込み・洗脳を改める必要がある。
つまり、自分は「無限の豊かさを受け取るに値する価値ある存在」なのだと気づかないといけない。そして他人はこの無限の豊かさを、私から奪ったり盗んだりすることは不可能なのだと知らねばならない。
言い換えれば、自分が他人にこき使われるのは、自分がそれを無意識に許可してしまったからなのです。
この世に貧富の差は歴然と存在する。それを貴方が信じるからその状況は継続し続ける。
私は私の豊かさを他人に頼らず、自身で創造しうるのだと、信じそれを揺るぎ無い「確信」に持っていくように努めましょう。
自分の「望まない物や事柄」に絶対自分の意識を向けないように生きていく。人間は通常他人軸で生きているので、他人に観たくない映像を見せられても、つい見てしまいます。だから、自分の人生は「望まない事だらけ」になる。「至福人生」とは、「自分の望まないことに一切意識を向けず」「自分の望ましいと思うものだけにのみ意識を向け続ける技術」なのです。
人間は自分の望まないパンデミックや戦争や地球温暖化にばかり意識を向けたがります。不幸を選択したい訳です。
幸せに成りたい人、至福を愉しみたい人は、自分の望ましいものだけを意識的に瞬時にチョイスして、望まないものから常に目を逸らしながら生きていきます。
地球は行動の星なのに、「行動は創造しない」のは何故でしょう?
奮闘努力や頑張りは、「宇宙の全能性」を「信じ切っていない」証拠なのです。人間である私たちの役目は、「望むものに意識を向ける」、ただそれだけです。その望みを叶えるのは、「全能の宇宙エネルギー」の仕事です。人間は、それを受け取り喜び愉しみ感謝するのが仕事です。
だから、「宇宙エネルギーの全能性」を信じられず、疑い迷い悩んでいたら、願いは叶いにくい。全能の宇宙エネルギーの噴出口にフタをしているのは貴方自身なのです。ここでのフタとは、疑い・恐れ・不信感・唯物論的世界観です。つまり、創造とは、自分と自分のハイヤーセルフによる共同作業なのです。例えると、自分は食べたい料理をオーダー(注文)するのが仕事で、それを創り出すのは全能の宇宙エネルギーの役割なのです。
人間は、自分の嫌いな物や望まない物ばかりをオーダーする癖がなかなか治らないから、宇宙は仕方なく戦争や飢餓や金欠や大惨事をお皿に出すしか有りません。
いつまでこの望まない世界を注文し続けるのですか?人間人類の意識の向け方は確かに未熟です。
さて、これからどんな宇宙どんな世界にしたいですか?人類滅亡それとも国家滅亡ですか?望まない社会ばかりに意識を向けてしまう人類はどうなるのでしょうか?
幸せな至福に満ちた満ち足りた人生を生きたければ、自分の望まない物に目を向けず、望ましい物だけに意識を向ける練習をしましょう。悲劇のヒロインを卒業して、至福と歓喜のヒロインに成りませんか?自分の人生は自分の思った通りにしか成りません。