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文明の終焉

一つの都市国家が終焉を迎えるとか、一つの文明が終わりを告げるのは、何故でしょうか?

それは三次元的原因としては、小惑星の衝突とか、火山の大噴火とか、大洪水とか、核戦争と言う事になるのでしょう。

でもそれら全ては、物理次元の現象に過ぎず、その深層心理的な原因は全て、神の軽視とか人間の堕落、即ち性欲過多症或いは悪業三昧が原因なのです。

つまり三次元人はついつい肉欲に溺れ、精神性とか高潔さを見失い、「性欲と食欲と金欲だけ」みたいに成りがちなのです。

それゆえ旧約聖書を例に取ると、ソドムとゴモラとか、ノアの大洪水とか起きて、一旦リセットされる訳です。

それでソドムとゴモラの場合は、小惑星の衝突か火山噴火で滅び、ノアの時代には大洪水と言う形になった。

つまりパンデミックで人類滅亡と言うのがたとえ有ったにしても、後代にその痕跡を見つけるのは難しい。

そう言う訳で、文明の終焉と言うのは、「火か水の何れか」でしょう。火は明暦の大火とか、核戦争を想わせる砂漠地帯を齎(もたら)し、水はアトランティスのような「大陸の水没」と言う形になります。

だから現代文明が終焉を迎えるとしたら、矢張り「大陸の水没」か「核戦争による砂漠化」の何れかなのでしょう。

さて現代の文明社会は、どんな終焉を迎えるのでしょうか?

水没の兆候と砂漠化の兆候、どちらが有り得そうなのか?

「世の終わり」とか「人類の滅亡」或いは「国家の滅亡」を必要以上に「怖れる」必要は有りません。それらは寧(むし)ろ「歓迎すべき望ましい出来事」なのです。

だってどの国を見渡しても、現在「国家は国民の敵」でしか無い。そして「各国首脳は国民イジメ」を楽しんでいます。つまり世界各国の国家と首脳はもはや「無用の長物化」しているゆえに、「国家の滅亡」は不可避であり、大歓迎すべき出来事なのです。

例えば、一つの都市が水没した時、国家はその人民を助けられるかと言うと、助けられません。そんな国力に余裕が有り余ってる国家なんて無いよ。阪神大震災が起きた時、総理はぼけっと震災の様子をテレビで観ていた。

世界120ヵ国中、国民を全力で救助できる国なんて存在しない。言い換えると、各国の国民は、各自の自助努力で難局を乗り切るしか有りません。

「国家は滅ぶべくして滅ぶ。」つまり滅ぶべき原因が全く無いのに滅びるなんて事は無い。

つまり「滅ぶべき国家は滅びた方が世の為人の為」なのです。

さて人類はこの数千年間ひたすら悪事に耽って来ました。即ち戦争と略奪、侵略と征服と支配、退廃と堕落、無神論と悪の栄えです。

そう言う訳で、国家や大地が「穢(けが)れ」、台風や集中豪雨で「不浄な地面を清める」しか有りません。

土に埋めた悪事は、浄化の仕様が無いから、大陸全体が海に水没するしか無いのです。

つまり「水か火の何れか」で「文明の穢れ」を清める以外に無いのです。

だから各国で道路の冠水は日常化し、山火事は頻発しています。

「ネガティブ現実は、自分のネガティブ感情からしか生じ無い。」

国家は滅亡するんじゃ無いか?その自分の中に生じる「不安や怖れ」が、さらなるネガティブ現実を招き入れます。

つまり「世が終わる」のは、私としては「困る」「大変だ」と言うその「大前提が根本的に間違い」なのです。

「世の終わり」や「国家の滅亡」は、「大歓迎すべき喜ばしい出来事」なのです。

そもそも国家は、各国首脳たちが私腹を肥やす為の装置でしか無い。だから或る国に武器を供与し多額の資金援助をしても、その大金は大統領や軍幹部の懐に入るだけだし、供与された武器は横流しされ、軍幹部のぽっぽに入るだけで、いくらつぎ込んでも何処かに消えて無くなります。援助するだけ無駄なのです。

そう言う訳で、既存の120カ国に「存続に値する国家」など無いのです。だから「国家の滅亡」は大歓迎すべき事なのです。

ロシアが無くなったら、平和が訪れる?そんな訳ない。ロシアが居なくなったら、チャイナや北朝鮮が暴れ出す。だからロシアもチャイナも北朝鮮もEUも米国も同時進行的に国家滅亡へ向けて走り出しているのです。

この各国生き残りゲームに勝者は無く、全ての国が等しく瓦解するのです。

何の為に?より良き世界を創造する為にそうなる。だから「自国の国家滅亡」を嘆いたり、不安がったり怖れたりする「ネガティブ意識体」から順次あの世に旅立って行くのです。

例えば、人類の総人口は現在80億人います。それが減少に転じたら、「困る」のか「悲しい」のか?それは「歓迎すべき喜ばしい事」なのか?物事をネガティブにしか捉え得ない人々は、そのネガティブ解釈のゆえに、この世から一人また一人と去って行くのです。

一つの出来事、例えば食料危機とか食料不足を「困った」「大変だ」と思うか、食料が無かったら「食べなきゃいいじゃん」とポジティブに捉え得る人とでは、やって来る未来が全然違って来ます。

つまり「現状に不満たらたらの人」や「不安だらけの人」及び「心配症の人」は、やはり戦争や飢餓や天変地異に、ネガティブ解釈をしてしまい、辛くて生きていられないのです。

都市が水没した時、国家を当てにしていた「国家依存症の人々」は、落胆や失望や怒りで「自分のネガティブ感情を抑え切れない」ゆえに、新たなネガティブ現実を創造してしまいます。つまりネガティブスパイラルです。

国家とか他人を当てにする時代は「終わった」のです。だから「国家は必然的に消滅する。」

「国家が有るから、軍拡競争に明け暮れてしまう。」ゆえに国家の存在は害悪でしか無い。

大地と大陸の浄化は、「火と水」を使います。つまり起きる全ての出来事は、歓迎すべき良き事なのです。

天変地異も洪水も山火事も、道路の冠水も食料不足も、国家の滅亡も「望ましい大歓迎すべき事」だったのです。それらをネガティブな出来事と解釈してしまう未熟な自分を卒業できるか否か?

人類の総人口は80億だったり8億だったりする。減少したら困るとか増え過ぎたら困ると言うのは、自分の中の勝手な妄念に過ぎません。

「労働力が不足したら困る。」そんな訳ない。AIがやってくれるのだから困る訳が無い。要するに、貴方のかじかんだ思考力が「困る、どうしよう」と有らぬ心配をしているだけです。

つまり自分の中に有るネガティブ感情とネガティブ思考が、現に今有るネガティブ国家とネガティブ現実を「現実化させた」のです。

だからネガティブ感情に基づいたネガティブ国家は、独裁国家だったり軍事政権だったりして国民を苦しめます。だからこうしたネガティブ感情を因とする国家は、「国家が滅亡」した方が望ましい。

そう言う訳で、「世の終わり」も人口減少も食料危機も天変地異も、全て大歓迎すべき良き事なのです。





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