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価値観を育てる
人はパンのみに、生きるにあらず。それに異を唱える人は多い。価値観の衝突である。美味を追求する人もいれば、学問や芸術に生涯を費やす人もいる。ある時代には儒教が流行り、別の時代には拝金主義が流行る。戦争の時代には、娯楽すら制限されるし、平和が続けば文化が花開く。大きな出来事が人生観を変えたりもする。人生観なんてコロコロ変わっていいのである。結局、何に価値を見出すか、何を優先事項にするかである。それが自分の個性という事になる。故人は酒好きな人でしたとか言われる。それでいいのである。自分という精神が、心底追求したいものは何なのか。真善美とか芸の道、他愛ない日常、あるいは茨(いばら)の道でも構わない。