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神経伝達物質とは何か?

幸せは物質に変換可能なのだろうか。物質は精神の下位互換だから、別に何の問題もないのか。例えば、神経伝達物質のノルアドレナリンは、無気力を気力に変えるが、興奮しすぎれば、イライラしてきて、怒りっぽくもなる。またドーパミンも神経伝達物質で、快感をもたらしてくれる。人間には興奮も快感も必要だが、ではそれらのもたらす結果は一体何か?恐らく疲労である。コーヒーやお茶に含まれるカフェインは、神経ニューロンを刺激し興奮させるが、それは安らぎでも癒やしでも安堵感でも無くて、後に続く疲労に他ならない。若者たちが「テンションアゲアゲ」「テンションマックス」と歓ぶのは、疲労から来る満足感であって、本当の幸福感とは違う。大体テンションとは緊張であってランナーズハイでもない。絶対的安堵感の中にある無限の充足感こそが、真の幸福感、至福体験、宇宙との一体感なのかもしれない。情報は、神経伝達物質から塩基配列へと伝わり、個から個へと伝達される。DNAは一体何を伝えたかったのか。地球の記憶や宇宙の記憶は、遺伝子に保存可能だろうか。窓の景色を眺めていると、ふと太古の地球を思い出したりして。まさかそんな訳無いか。

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