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外界と自分、 「ポジティブ解釈の可能性」

例えば、好きだったハワイのリゾート地が焼け焦げて無惨な姿になったとします。

そのネガティブ現実を前にして、人は普通にネガティブ反応を示します。

例えば東京大空襲を目の当たりにして、焼け野原になった東京を見て、泣き崩れるのが普通でしょう。

この時の精神構造を分析すると、ネガティブ現実に対し、自分はネガティブ反応を示したと言えます。

ネガティブ反応とは、この場合怒りや哀しみや落胆や絶望です。

すぐに気持ちを切り替えて、よーし明日から頑張るぞと言ったら、それは異常過ぎます。

また山火事と言ったネガティブ現実に、これは世の終わりの前兆と想ってしまうのも、ポジティブとは言えません。

ネガティブ現実に対し、条件反射的にネガティブ反応をする。ただその繰り返しで終わるのが三次元人の常でした。

では「その先へ行く」とはどういう事なのか?

この構造の全体像を俯瞰して、別の反応の仕方も有るのでは無いかと考えて見ます。

自分は本当に現実に反応するだけの存在なのかと考察します。

起きる全ての出来事は、ポジティブでもネガティブでも無くて、基本的にニュートラルでは無いのか?

其処にネガティブな意味づけを与えたのは、自分が経験値で身に着けた価値観であり、それは真実でも真理でも無くて、世の中は自分の勝手な解釈で自分の中に取り込まれます。

起きてしまったネガティブ現実は、自分のネガティブマインドが引き寄せてしまったので、嘆いても落胆しても、その現実は取り消せません。

自分がネガティブ感情を生産しなければ、ネガティブ現実が起きる訳も無い。だからそれをただ受け入れる。ただしネガティブ反応はしなくても良い。つまりよりニュートラルに受け取っても良いのです。

外界と自分をダイレクトに直結させる。それが大多数の人間の精神構造です。

だから大不況が来たら、その煽りを受けて倒産したり失業したり大変な目に遭います。

そこで外界と距離を置く。起きる出来事にクールな自分でいる。

人間は大地にへばり付いて生きるので、大地や大陸が水没したら、まあ生きていけません。

南海トラフ地震起きるよと言われて、怖いと怖れると、その怖れは現実化します。

つまり「怖れ」がその現実を引き寄せた訳です。

だから怖い物無しと言った達観マインドでいれば良いのです。大体、文明の終焉って、大地は一旦水没します。

その時自分も一緒に一旦肉体を終了させても、別に意識は不死なのだから、パニクる必要は全く無いんです。ああ水没したかで良いのです。

嘆く必要も哀しむ必要も無い。

つまり外界と自分を直結させるから、政府が駄目だ、政治が駄目だと嘆くだけの不満たらたら人生になるのです。

外界とか現状に直結させなければ、食料危機が来ようが、ウィルスが来ようが、関係ないのです。

外界と自分をリンクさせるから、もろに被害を被るのです。

世界情勢を見て、落胆したり自暴自棄になったり虚無感を抱いたり鬱になったりする、それも外界と自分をリンクさせたせいなのです。だけど自分の虚無主義に自分で俯瞰的に気づける人は少ない。

つまり外界はどうでも良いんです。

そうでは無くて、自分が望む外界を創造する、出来る範囲で頑張る。その結果、大陸の水没や人類滅亡を阻止出来なかったら、それはしょうが無い。

他国批判したい人たちがいます。そう言う人は放っておいたら良い。彼らは他にする事が無い。つまり脇役的人生に留まるからです。

隣国を侵食するのが生き甲斐の国がある。精神構造的に人間以下の段階に居るのだから仕方がない。

修羅世界と言うのは、生存競争と殺し合いに明け暮れる人間界より一段下の世界です。

ここから脱しかけた人間界の世界が、今の人類の立ち位置です。

この人間界からまた一旦堕落して修羅世界に堕ちるか、それとも一段上の天界に移住するか、その二者択一の決断をするのが今なのです。

「日本はオワコンだ」と言う人や「人類は滅亡するしか無い」と言い張る人が居て、それを鵜呑みにして信じる人も居ます。

人類は「洗脳され易く」、「マスメディアと教育」で、簡単に無神論者やグローバリストを大量生産出来ます。

拝金主義者や無神論者やニヒリスト、或いはうつ病患者や悲観主義者をベルトコンベアで造れば、国家は管理し易いのかもしれません。

自分と言う芸術作品を、無神論者や拝金主義者で終わらせるのは、当人の力量であり自己責任つまりは自業自得なのです。

ニーチェが「神は死んだ」と言った時、彼の事を、無神論の時代が産んだ、出来損ないの人間型ロボットと言えなくも無い。

つまり「無神論者の製造方法通りに出来上がった」訳です。

言い換えると、泥だらけの沼地だから、泥だらけの自分しか生み出せ無い。それは二流の芸術家です。

泥だらけの中から、美しい蓮の花を咲かせられるのが一流の人間なのです。

だから、大不況が来ようが、食料危機が来ようが、核戦争に成ろうが、外界と自分をリンクさせなければいいのです。

自分をネガティブ現実に、ダイレクトに直結させるから、影響をもろに受けて泣き喚きパニックになる。

コロナ下で潰れた店がある一方で、売り上げを10倍にした企業も有る。視点を何処に置くかなのです。皆んなと同んなじ見方をしてたら、皆んなと同じように大不況になります。

だから外界の如何に関わらず、自分の生きたい未来を生きて下さいと言っている。

未来予測なんて皆んな外れます。その人が予測外したからって責任取りません。

国家や未来に希望を持てない人たちの発言に耳を傾ける必要は有りません。

政府が駄目で国家がポンコツでも、トータルして何とか成ったら、それで上出来なのです。つまり不平不満に終始するインテリはもう必要ないのです。

「日本はEV車で出遅れた」、それを悪い事みたいに批判した人も居ました。でも現在のEV車は試作品で実用には耐えられません。

タワマンの地下駐車場でEV車が発火したら、タワマン丸ごと灰になるよ。

冠水と洪水が頻発する世界情勢下で、運転手の感電率のデータは未だ集計されて無いよ。

要するに、人間って幼稚な発言しか出来ないのです。

自分と外界をリンクさせなければ、外界のネガティブ事象にお付き合いしなくて済む。自分の無神論もうつ病も全てネガティブ洗脳された貴方自身のせいなのです。


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