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山は死に、森は死んだ

今地球が悲鳴を上げている。山は死に、森は死んだ。山や森の生死は、大木の有無で簡単に判定できる。世界中で大木という大木は切り倒され、その度に人類は、運気を奪われていった。日本でも屋久杉の伐採により、日本人の質はかなり低下した。日本は国土の7割が森林という森林大国だが、人工林の7割を杉とヒノキにしてしまい、杉が44%と偏り過ぎたために、国民は花粉症で苦しむ羽目になった。それで、早くこの杉を伐採して仕舞えと浅薄浅慮に傾きがちだが、軽々に伐採するから安物で終わる。森林大国のプライドを取り戻し、ブランド杉、ブランドヒノキとして、世界最高級木材として高値でしか売りませんと決心すればいいのである。つまり100年は伐採を我慢する。高級木材は針葉樹も広葉樹も日本製しか有り得ないでしょというブランド価値に育て上げていく。今世界中で山火事や崖崩れ、土石流が頻発している。山が死んだら、そういう現象になる。持続可能で無いから山が怒る。山を削り、山を放置したから、その報いを受ける。山と森の再生とは、其処に水と空気を循環させてあげれば良い。今山と森は窒息し乾き切り、山火事と鉄砲水で警告を発している。人類にその声は届くのだろうか。

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