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意識と記憶が時空を創る

例えばアナログレコードの上に針を落とす。
すると突然ジャジーなメロディが鳴り始める。
だが幾ら鉄の針を検査しても其処に音は無い。
意識と記憶は全くの別物だからである。
つまり意識も記憶も其れ自体単体では存在が疑われる代物でしかない。

ところが二つが出遭った瞬間、存在がスパークする。
実体無きものが実体化する。
だから意識は地獄や天国、この世やあの世を創り出せる訳です。
別に意識の奥底に潜在意識は無くたっていいが、人は自身に蓋をして生きたがる。臭い自分に蓋をしてパンドラの箱は開けないでおく。
自分をゴミ箱にするのは自分自身であり他の誰でもない。
意識とは表現者でありクリエイターだから何かしらの時空を必ず創る。
だから或る者が創る時空は必ず地獄に成ってしまう。
極楽浄土の創り方を教えて貰えないからである。
人類や神類は記憶と言うごみ置き場の中でもがく意識形態と言うことが出来る。
創造者という自覚が無いとそうなる。
即ち悟れない意識体である。
無時間の中で悠久の時は与えられている。
何のために?
何かを悟る為である。
自分と言う意識がはたと気づくための無限の時空である。

例えば不安を煽る人がいる。
不安を煽られて不安になる人がいる。
不安を煽る人と不安を抱く人は同じ穴の狢(ムジナ)である。

不安とは何かを自分が十分理解できていないからそういう事になる。
つまりそもそも人生修行が足りてない。

誰もあなたの代わりに悟ってはくれません。
何兆年かかっても自身で気づくしか在りません。
これは悪魔たちにとってキツい。
悪魔とは甘えでしか無いからです。
だから何兆年も回り道をしてしまう。

それも一つの生き様であっていいんじゃないでしょうか?
苦しいのは当人だけだし。

悠久の時空の中で何かに気づき何かを悟る。
それが意識のゲームなんです。

遺伝子と記憶を組み換えながら、意識は自身の時空を創る。
前世とか未来生とか生き地獄をね。
帰れまてんとか許せませんと言いながら今世は呆気なく終了する。
旅の続きはまた来世と言う事でジ・エンド。

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