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健康は、砂糖と塩で決まる。
砂糖は甘くて美味しい。だからつい舐(な)めたくなる。
或る御婦人は、甘くて美味しい角砂糖を好んで口に頬張っていたら、糖尿病になってしまった。
ある清涼飲料好きの女性は、糖尿になり、今は人工透析の欠かせない日々を送っている。
甘い物は別腹と言っていたおばちゃんは、脳梗塞で倒れた。
甘くて美味しいのに、何故身体に悪いのだろうか?
人類の病の大半は砂糖が産み出しているのかもしれない。
私の知人は、紹興酒にわざわざ砂糖を入れて、美味しい美味しいと言って飲んでいる。
人類の砂糖好きには本当に驚かされる。
私は、砂糖が病の犯人と目星を付け、缶コーヒーもブラックに変え、ケーキもビスケットもチョコも口にしなく成った。
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人体の血液は、0.9%の塩分濃度に保たれている。
塩っぱい物が好きと言っても限度が有る。
経口補水液には0.3%の塩分が含まれているから、まだ熱中症に成って無い人が飲んだら、塩分の摂り過ぎになる。
医者は塩分の摂り過ぎが高血圧の犯人と決めつけたがるがそうでも無い。
身体は理由が有って血圧を上げているのです。
だからただ下げれば事足れりでは無い。
砂糖の摂り過ぎや塩の摂り過ぎで、人体の臓器は壊れてしまう。
砂糖や塩が、腎臓や膵臓や血管を破壊するのです。
色んな物を口に放り込むので、その日の適量をオーバーして病気に成って行く。
美味しい美味しいでは無くて、腹も身の内、健康を意識した摂取量に留めたい。
味覚と言う欲望に人類は果たして勝てるのか?
砂糖と塩は、その試金石なのです。
白い誘惑にあなたは勝てますか?
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