三月の野草探歩、フラサバソウ
ユーラシアあるいはアフリカ原産のフラサバソウは、直径4ミリの淡い青紫色の花を咲かせる。花は小さくて草の背丈も低く、横に這うので、気づかず通り過ぎてしまいそうになる。花びらは4枚だが、近づいてよく見ないと何枚か分からない、まして雄しべが何本あるかは、虫めがねが無いと解らない。雄しべは2本ある。大体フラサバソウと聞いても覚えにくい。オオバコ科クワガタソウ属で、別名ツタバイヌノフグリ、フランス人のフランチェットとサバチェルの両氏の名を取りフラサバソウって何だかなあ。
フラサバソウはイヌノフグリに似ているがより毛が多い。秋に発芽し、春に花が咲き、5月連休明けには枯れていく。
葉と茎の様子。
葉の形と葉の付き方。
葉は肉厚で毛深い。
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