感情のスペクトル
光はプリズムを通ると、七色に分かれる。虹のことである。これは波長であって、周波数帯である。周波数の高い順番に並べて見ると、紫から赤へときれいなグラデーションとなる。これを光のスペクトルと言う。人間も7つのチャクラで出来ている。では同じように、人の感情もあの世も7つのスペクトルで、出来てるんじゃなかろうか。7つかどうかが問題ではなくて、スペクトルに分かれるのかどうかを問うている。そして感情にスペクトルがあって、それがあの世を天国から地獄へと、グラデーションさせているとしたらどうだろう。人は喜怒哀楽し、一喜一憂する。確かに天国の住人はいつもニコニコしていて、怒りや憎しみの感情は少ないイメージがある。一方で、地獄の住人は怒りや憎しみが多い気がする。これを科学で実証するのは難しいから、あくまで仮説であり、推測に過ぎない。だがある程度説得力がある。もしもこの仮説を信じるなら、あなたは自分の感情をスペクトル順に並べて、私は地獄に行かないので、この怒りと憎しみは置いて行こうとか考えるようになる。そういう目で世界を見渡してみると、あの人は天国に行かない人かなと目星がつく。これは差別ではなく、単なるスペクトルに過ぎない。地獄を体験したい人に、苦しくて大変だからお辞めなさいと言うのは、余計なお世話である。親切心は仇となる。人は自分の生きたいように、生きればいい。地獄より天国がいいと思うのであれば、この感情はもういらないなと判断がつくようになる。あなたはこの理論に賛同しますか。そんなの嘘だと一蹴してもいい。ご自由にどうぞ。