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死と復活

先月エジプトのサッカラで、100基以上のミイラの棺(ひつぎ)が発見された。現代人は、死体をミイラにして、保存したいとは思わない。古代のエジプト人は、どういう死生観で生きていたのか。死んだら、冥府とか冥土に行く。現代人も、冥土の土産だと冗談めかして言う事があるが、冥土を意識して生きてはいない。あの世はこう生きる、来世はこうしたいとビジョンを持ってない。つまり死後や来世を確信出来ていない。聖書にそうした記述があると迷信戯言と揶揄される。ところがクローン技術が発達した未来社会では、死者の蘇生や蘇(よみがえ)りは常識である。死とは何か?78億人各人が、自身の無知を克服しないと、死神の餌食となる。死後変な冥界に迷い込み、困るのは自分自身である。生きてる時間を無駄にせず、知の領域を拡げ、宇宙の仕組みと全体像を掴もう。無知なままあの世に行ってはいけない。人生は甘くない。

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