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GFKFゲームって何ですか?part3

GFKFゲームの本質は、「誰を異物と認定したのか」「誰が貴方の敵なのか?」である。グルテンは敵だ、小麦はアレルゲンだから許しがたい憎っくき敵だと貴方の身体メカニズムは判定した。つまり何をもって異物と認定したのかと言う「異物論」になって来る。
例えば貴方がスギ花粉に悩まされている場合、スギ花粉も杉の木も「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」で、遂には杉の葉っぱさえ憎しみが込み上げて来るかもしれない。
一方、杉の葉茶を愉しみ、杉の林を散策する私にとってスギ花粉は敵ではない、だから「汝の敵を愛せ」という宇宙の大原則に基づいて、「汝のスギ花粉を愛せ」と言って顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまう。
もちろん「汝のグルテンを愛せ」「汝のコロナを愛せ」と言ったところで一般の人々に理解しうるはずもない。
私が言いたいのは、貴方にも人類にも敵が多過ぎやしませんかと言うことである。そう、敵の分量的な多さが、貴方を花粉症にし、小麦アレルギーにし、ウィルスをパンデミックにしたのである。
あなたの「敵対心」と「憎しみの分量」が、貴方をグルテン過敏症にするのである。そして身体メカニズムは多過ぎる敵を相手にソバアレルギー、ネコアレルギーと無数の敵を際限なく量産して、自らを対処不能状態に追い込む。
根本的治療とは、じっくり時間をかけて「愛と向き合う」事である。
ウィルスへの限りなき愛、スギ花粉への至高の愛が貴方の心の内奥に宿る時、貴方は敵なんて何処にもいないと気づくのである。
とは言え、便秘と宿便が常態化している現代人は、腸の壁に貼り付いたグルテンを異物と見なして攻撃し、その結果自身の腸壁を破壊してしまうのは事実だから、取り敢えず現代小麦の常時大量摂取は控えるのが望ましい。
とは言うものの、お昼に、3時のおやつに、はたまたお夜食に、菓子パンやカップ焼きソバやシホンケーキに手を出してしまう貴方は「小麦中毒」だから、それ以外の選択肢を持ち得ないはず。
その結果、粘膜不調による花粉症や身体のダルさは「慢性的日常習慣」足らざるを得ない。
身体の不調とは、実は「心の不調」である。貴方の身体に慢性的アレルギー反応を起こさせる根本の大元は「貴方の心に居座る敵対心の多さ」に他ならない。
ストレス社会とは、敵の多過ぎる社会、つまり「疲れる社会」である。「いい湯加減のリラックス社会」に生きてみませんか?
万人は敵である、支配者は憎っくき敵だ、コロナは敵だ、スギ花粉は敵だ、そりゃ疲れるわ。敵の大量生産でヘトヘトになるよ。
それで解決策はと言うと次の様になってくる。
腸壁に貼り付いたグルテンという異物との不毛な消耗戦は、快便という腸壁滞在時間の短縮と、食物繊維のこまめな常態的摂取により軽減可能である。


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