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真の宗教とは何か?

本物があれば、偽物もある。それはこの世の常だ。では何処でそれを、見分ければいいのだろうか。この世では雨後の竹の子の如く、無数の宗教が生じては滅すを繰り返している。それは体細胞の細胞分裂と同じだ。短命なクォークのような宗教もあれば、何千年も生き長らえる長命な宗教もある。さて宗教には人間同様長所と短所の両面がある。うちの宗教は欠点だらけですと自慢して回る宗教は少ない。と言う事は長所しか語らない。ところが現実には、宗教はいつの間にか堕落し邪教と化す。そして互いに罵り合い、宗教戦争をおっぱじめる。まさに神ならざる人間のやりそうなことだ。こうして宗教はしばしば人々を支配するための道具と化す。これは本物じゃ無い。信者は道具じゃ無いよ。信者を幸せにし、喜ばせる宗教なんてこの世に存在しうるのだろうか。それは宗教じゃなくて科学でしょ。科学もイデオロギーも実は一種の宗教なのである。となると、人類に真の宗教、脱宗教、超宗教は果たして可能だろうかといった疑問も芽生えて来る。 

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