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外界に依拠しない私、「感情は現実化する」
第一章「外界に依拠しない私」
「鬼は外、福は内」。人はなぜ内と外を分けたのでしょうか?意識はどうして内と外を区分したがるのでしょうか?多分、外界と内面の2つで自分を構成したいからでしょう。
外界を認識する自分と、行動に依って外界に働きかける自分、この二つの自分が一つになって「自分と言う幻想」が出来上がります。
さて、自分は外界に働きかける事で外界や自分を変えていく。自分の言動や行為で外界が何も変わらないなら行動する意味が無い。
それ故、自分の行動は外界を改変しうると信じて人は行動する。この時、自業自得論の真実が発動する。それで外界の改変度合いは自身の無力さの度合いに比例する。私は無力だから外界はほとんど変えられませんとか、私は大王だから隣国は征服可能だとかしょうも無いことを考えてしまう。
内面の思いと外界の間には、タイムラグと不一致が存在する。それが三次元空間の特性である。
さて、この三次元空間の人間たちは自分を被造物と信じて疑わない。自分を創造主と信じる事が出来ない。それゆえ、世界を創造出来ず、既に出来上がった世界に愚痴をこぼし、不満をぶち撒ける。彼らが「現実」と信じる物は実は幻想であって実在しない。
人はこう成ったら困る、こうなって欲しく無いと、懸念し心配し恐れた事柄がしばしば現実化するのを経験したことが有るはずだ。だが、彼らは懸念と現実の間に「因果関係」が有る事に決して気づけない。
第二章 「感情は現実化する」
引き寄せの法則、或いは「引き離しの法則」は、判で押したように「思考は現実化する」と述べるに留まる。彼らは、その先の「感情は現実化する」と言う事実に気づかなかった。人間の内面は思考だけでなく、感情も欲望もとぐろを巻いている。
未来を恐れると、恐れていた事が現実になる。だから、「恐れる者」は、三次元空間より上には行けない。不安神経症の人や心配症の人は、天には住んでない。だって彼らは心配な未来しか創造しないからである。そんな世界誰も住みたく無い。だから、結局天国には、創造主しか住まないのである。創造主とは何者か?自分の望む世界を自在に創造しうる意識体である。自分が心配な未来や恐ろしい未来を欲するかと言われたら、やはり「安心な未来」以外欲しく無いのである。だから、結果的に天国は、安心や安楽や愛や調和の世界足らざるを得ないのである。
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