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有無相性ず、生滅自在

意識とは何か?そう問い掛けて見る人は稀にいる。
だが、その問い掛けに対する答えとは、単に自分の意識の現状分析に留まる。

全ての物に始まりと終わりがあるのだから、自分の意識の始まりと終わりも解明しないと十分とは言えない。

始めに御言葉ありき。
先ず隗より始めよ。

とにかく「始まり」に精通習熟していく必要がある。
何故なら今現在とは途中経過に過ぎないからである。
途中経過を断片として捉えた処で、移ろい行く幻でしかない。

赤ん坊が少女になり、可愛い可愛いと持て囃されるが、いつしかしわくちゃの老婆になり、醜悪と醜態を晒すはめになる。

人間の姿と形の可変性は確かに大きい。
だが、その人間の本質は、残忍だったり邪悪だったりと変わることが無い。

姿形で無く、自身の魂の本質を人生観や世界観で変えていくことは果たして可能だろうか?

人生観変わったと容易く言うが、そんな外的事象で容易く変わる人生観ではおぼつかない。

もっと確たる人生観を持ちたい。
外的要因に左右されない揺るぎ無い精神性を身に着けないといけない。

今、世界も精神も揺さぶりをかけられて激しく動揺している。
魂をふるいに掛けて、毒麦を取り除く為である。
果たして毒麦はサバイバル出来るのか?
経過と結果をたのしみに待ちたい。

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