八百万の神々の国
一神教は何故駄目なのかと考えてみると他宗教に対して不寛容なんですね。
そしてEUを見ても米国を見ても人種差別は無くなりそうに有りません。
またインドのカースト制度が無くなる見通しも有りません。
つまりこの地球上で奴隷解放宣言をしてみた処で、それは形だけなのです。
本当の「万人平等」はまだ達成されて無いんです。それはまだ男尊女卑が残っていたり、一神教が存在しているからです。
エルサレムがキリスト教とイスラム教とユダヤ教の聖地なのは、其々の宗教が聖地奪還を虎視眈々と狙っているからです。つまりこの人たちに「和を以て貴し」は無理なんです。人類と言う低次元意識体にとって、宗教やイデオロギーから卒業するのが何故これ程までに難しいのでしょうか?
結局神を敬うけれど、自分を敬えて無いんです。自分を罪深き存在と貶(けな)しながら生きているのです。いや実際罪深いのは事実です。例えばキリスト教がしてきた悪事の数々、魔女狩りに宗教戦争に十字軍に世界の植民地化、まあ悪の限りを尽くして来ました。信者たちは他宗教他宗派を見下すことでやっと自分の自尊心を保てるのです。
人類は何故こんな体たらくになってしまったのでしょうか?
答えを言えば、神が身近に居ないからそうなるのです。トイレの神様や竈(かまど)の神様が、或いは御神木が自分たちの身近に無いからそうなる。
森やジャングルの中を散歩していると、神々は自分のすぐ傍に居ると感じられます。そして自分自身もそうした神々の一人なのだと実感出来ます。
そうなんです、私たち人間も八百万の神々の一人なのです。一人一人が鰯の頭だったり、お稲荷さんだったりするんです。死んだら皆んな仏さんに成るけれど、生きてる今から既に仏様だし八百万の神々の一人なのです。鼻くそ穿(ほじ)ったり、オナラしたり、べそ掻いたりするお茶目な神様たちなのです。
だから人間と言うのは考え方次第で、貧乏神にも成れるし福の神にも成れる。罪人にも成れるし、罪を赦す人にも成れる。
自分の事を選ばれし民と自惚れていたら、気づいたら何時の間にか「呪われし民」に成っています。
「選ばれし民」から「選びし民」へと時代は移り変わっています。
八百万の神々が集う場所、それは何処なのでしょうか?万人平等に一番近い国、其処が住むに値する国かもしれません。
世界を見渡しても、宗教対立、人種差別に貧富の差、平等が何処にも有りません。だから駄目なんじゃ無くて、今ここから出発すればそれで良い。
山賊が居て、盗賊が居て、追い剥ぎやアル中や薬中が居るから、人間界は退屈しない。鬼子母神が鬼を卒業したように、人間も鬼や蛇から卒業できるかもしれません。いじめっ子って確かに鬼だし、幼児虐待なんか正に鬼の所業です。
つまり人間は鬼にも成れるし、神様にも成れる、非常に可変的な存在なのです。
人類が自分や世界の「有限性」から卒業するには、自分たちの「無限の可能性」を信じる必要が有ります。
この世は「無限に豊かなのだ」と信じる時が来ました。この世は2000年サイクル、1万2000年サイクル、2万6000年サイクルと言った単位で動いています。
有限から無限へと進化するには、やはり「地球の資源とエネルギーは有限」と言う「思い込み」を集合意識レベルで手放す必要が有ります。言い換えると人類はフリーエネルギーを発明するタイミングを迎えています。資源国は資源に胡座をかくから先ず発明しません。だから新技術の開発は日本が適しているのです。
ともあれ人類は歴史上初めて「無限の豊かさ」を享受出来る時代に突入出来そうです。
此れからはアジアが世界を引っ張っていく時代なのでしょう。
常温で電気抵抗ゼロの超伝導物質とか技術者の方、いや政府がやりますと宣言しないから時間が掛かっている。利権を貪るだけの国会議員なんかもう要らない。
そう言えば、UFOの飛行技術に周波数の共振を使うとか聞いたこと有る。
病気の治療も振動数を利用するとか。
国同士が足の引っ張り合いをしてる現状は、情けない限りです。国家はもう要らないのかも。と言うか大国は間もなく無くなりそうです。
何れにしろ天国に行く為のツールは、宗教やイデオロギーでは無くて、日本の地に触れることらしいです。
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