春の有毒野草
水仙(スイセン)、スイセンにはリコリン、タゼチンなどの有毒成分が含まれている。ニラと葉が似ているので誤食される。葉をちぎってニラの匂いが、しないならスイセンかもしれないから食べない方がいい。またスイセンの根は、ノビルと間違って食べるケースもある。葉をちぎりニラの匂いがしたらノビルで食べてもオーケー、またノビルの根は白いので、スイセンと区別できる。スイセンの根は茶色の薄皮をまとっている。スイセンを生けた水も飲んではいけない。つまり、スイセンをネギ、ニラ、アサツキ、タマネギ、ノビルと間違えてしまう。
ハナニラにも毒がある。花ニラは食用だから、ハナニラも食べてもいいと勘違いする人がいる。
イヌホオズキにも毒がある。毒抜きをすれば食べられる。塩ゆでし、水にさらすことで毒が抜け、食べることが出来る。
ツルニチニチソウもアルカロイドを有するので食べない方が良い。
ノボロギクはピロリジジンアルカロイドが含まれているが、葉や茎がシュンギクに似ているので食べる人がいる。
(おまけ)[秋の有毒植物]
ヒガンバナもリコリンやガラタミンを有する。ノビルやアサツキと間違えて食べた人がいる。食糧難の時は、毒抜きをして食べた。
皮を剥ぎ、すり潰し、水でさらし、煮こみ干して粉状にし、そのデンプンを食べた。
ソテツにも毒がある。ソテツの実や幹は食糧難の時に、毒抜きして食べた。
チョウセンアサガオも全草有毒である。
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