考えなくていいコミュニケーションもある
今日、地震がありましたね。
職場にいたのですが、ハッキリ体感できるくらいに揺れました。
震源はどこだ〜と思っていたら、職場の人が「千葉のほうみたいですね!」と、教えてくれた。あらあら、ウチの実家の方じゃあないですか。
数年前に父が亡くなり、実家では母親がひとり暮らしをしています。
困っているのは、
「長女の自分が、もっと母を気にかけてあげなくては」
と、思えば思うほど、電話をするのが億劫になることです。
話が長引くんじゃないか
実家に顔を出さないといけないんじゃないか
忙しいけどいつ行こう?
…悶々と考え出して、プレッシャーが高まり、結局電話もせずだいぶ疎遠に(汗)
親との関係はけして悪いわけではないんですが、別に仲良し親子でもありませんでした。
むしろ、大人なってからのほうがお互いに付き合いやすくなってきた感じはある。
よし!電話してもしなくてもいい、
こういうときこそ、あえてのコミュニケーションをとるんじゃあ!!
スマホを開き、迷って他のことををやりだす前に、母親の電話番号をタップしてかけました。
電話はすぐにつながり、地震のこと、家のリフォームのことなどを話して、最後は
「ありがとね!」
と言われて終わりました。
正味3分くらい。
あんなにどうするか〜かけるかやめとくか、とためらっていたのに、案ずるより産むが易し、とはこのことです。
思ったのは、
考えないでやるほうがいいコミュニケーションもある、
ということです。
中身はどうでもいいから、このタイミングで声をかけるのが大事なものは、けっこうあるのかも。
それこそ災害や病気とか。逆にお祝いごととか。
仕事のような、あるミッションを達成するための緻密なコミュニケーションとは違う。
相手のことを気にかけているよという、気持ちを伝えるコミュニケーション。
それは、行動することが大事なのであって、つたなくても思いやりが表せればそれで良いのだと。
なにかとても重要なことをつかみかけているような気がします。
もう少しトライしてみよう!