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講師をするひとのためのコミュニケーション

仕事が忙しくなってきた。
今週、社内研修の講師をやるので、その準備をしている。
コロナで1週間ロスしてしまったために準備が遅れ、昨日は日曜出勤までしてしまった。
とはいえ、いっつもギリギリまでやっているのでコロナがなくても同じだったかも。

社内研修は決まったメニューがあるのはあるのだが、それぞれ新人さんの仕事ぶりのどんなところを伸ばしたいと考えているのか、新人さんは何を学びたいと思っているのか、若干違いがあるため、それに合わせて内容を組み立てるのが、一番しんどいところだ。

だいたい丸投げしてくる部署もあるので、手探りでやって、しらーっとした目線を向けられることもある。終わったあとから思い出しても、後悔の渦にうわぁ〜っと巻き込まれそうになる(これは、洗濯機の渦をイメージしてください)。

こんな辛い思いはもう嫌だ!
だいたい依頼者は丸投げして、なんで講師がこんなところで苦しまなアカンねん。

で、今回は相手に宿題を出した。
何人かでもいいから、受講生の人たちに何を知りたいのか、学びたいのか、聞いてきてください。
また、主催者として何を学んでほしいかをまとめて、メモにしてください、と。

そしたらですね。相手さまは一生懸命、この宿題をやってくれたのです!
メモを見たら、受講生の人たちが何を悩んでいるのかよくわかり、私が頭の中で考えていたこととは違っていたことがよくわかった。
主催者の意向と近いものもあったり、違うこともあったり。
聞いてもらって良かったー!

実はこれ、最近読んだ本にも載っていた技なのだ。
「あなたも名講師になれる」

古い本なのですがアマゾンで買い、読んだところ、アメリカでは講師が受講生にそれぞれ、聞きたい内容をアンケートをとったり、直接インタビューしたりしていると。
確かにウチの社内でも、かならず事前アンケートをとってもらう人がいる。私よりずっと偉い方なのだけど。

お互いに大事な時間を使うわけだし、有意義なものにしたい。そのために、講師としてはあたりまえのコミュニケーションだったんだな、もっと早くやれば良かった。
まだまだ、気がついてないコミュニケーション不足があるんだろうなあ。

とりあえず、研修会が良いものになるよう頑張る。
明日はパワポの資料を仕上げるぞー!

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