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題変。遥かなるかな

 元奥さんから22時過ぎに電話があり、妹が入院したとのこと。

当然ながら妹が心配ということであった。

LINEのやり取りをしたりということもあり、とりあえず安静にしとく分には大丈夫だろうと伝える。

しかしながら、前々から向こうに様子を見に行きたいという話は聞いていたので、タイミング悪く?ではあるけれど行ったら良いのではと言ってみる。

色々と問題事もあり、どうするかということなのだが、それについては、行きすがら考えたらどうですかと提案する。

10時間くらい掛かるなら、一緒に行けば5時間は運転出来るよと、配慮も怠らない。

子供を連れて行くかどうかも?という問いに、そうそう。と適当に答えるが、それは、先ずは行くか行かないかが肝要であるから、ということもあるが、行きたいのは分かっているのだから、後は行けるようにすれば良いのである。

向きは決まったところで、彼に相談するからと
一旦、電話が切られる。

どちらにせよ準備するかと着替えながら、帰りに京都に寄りてぇなと、観光気分が少しばかり入ってくる。

連絡が入り、彼と子供と一緒に行くとのことであった。

行きたい気持ちはあったので、少々残念なのだが、わざわざ学校を休ませる事もなし、あいつらが大人しく着いてくる事もなしなので、自分が留守番しとこうか?と話を持っていく。

まぁ、学校に朝から出るわけだから、どちらかというと自宅警備員系な気もするが。

...というわけで、なんか漁って良い感じにお弁当を作るから、気をつけて行って来てくださいという状況である。

そんなこんなで目の前の台所に、冷凍の鮭が置かれている。

続いて、冷蔵庫を物色。

そして久しぶりに炊飯器にごはんをセット。

テーブルの上に弁当箱を発見。

大きさ、段数、別容器を確認し、形状からおかずの品数、配置、配色などのイメージを作りあげていく。

大体まとまってきたところで、紙のノートに図を描く。

こんなもので良いだろうと、ひとり頷いていると、あっち行きこっち行きしていた猫が、ようやくソファでウトウトしている。

私もひと段落ついたところだ。

となると判断の難しいところだが、ここは一つ、此の所、更新の止まっていたnoteを書いてみるかと思い立ってみる。

これには理由がある。
今日は5時には起きていたので、今さら寝ると起きれるのだろうかと不安になったのである。

普段は、仮に睡眠があと2時間無いとしても、目覚ましさえセットすれば、たぶん起床出来るだろうと寝てしまう。

むしろ2時間寝れるから大丈夫だくらい。

しかし、私は悪運の強さにはちょっとした自信があるのだ。

ここぞという時、いつも通りには行かないのである。

そうなると、寝ることに危機感が湧いてもくる。下の子は自分で起床しないので起こさないといけないし、上の子にはお弁当が必要だ。

これを寝過ごしたら大変である。

...寝ないで起きておこう。

そういうわけで、noteを広げている。

さて、ある程度のプロットは幾つか有り、それらをまとめていっても良いのだが、たまには身の上話も良いのではなかろうか。

と、筆を取り始めたところ、先ほどまでおとなしくしていた猫がにゃーにゃー、うろうろ、にゃーにゃーしていて気が散る。

勝手にドアも開けるし、台所に飛び上がる。

君は封印だ。

だいたい何時だと思ってるんだい?

暫く向こうの部屋で鳴いていたが、ほどなくして深夜らしい静けさが戻る。

しかし、猫が静かになると途端に眠気が来る。 

こうなれば仮眠するべし。

それじゃ、おやすみなさい。

         END







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