安心を求めるから不安になる。
ほっとしたい。
安心したい。
そんなふうに思って、ほっとすること、安心できることを探していませんか?
実はそれが「不安を見ている」行為なんです。
それがどういうことなのかをお話ししていきますね。
地球は二元性だから
それは、この地球の特性でもある「二元論」の作用です。二元論とは裏があれば表がある、光と闇、陰陽、善悪という対極したものが二つで一つであるという概念のことです。
この地球では相反するものが共存している事で現実創造がされています。私たちは比較対象があることで現在地を把握でき、優劣をつける、善悪を判断するということを常にしています。
そして「意識」したものを捉えるRAS機能といった脳の働きもある。RAS機能のお話については、下記の記事でご紹介していますのでよろしければご覧ください。
https://note.com/preview/n9b25186a5288?prev_access_key=257ca2094282c78c1da3390dc253a8b8
なので「安心をしたい」は「不安を感じている」の裏返しであり「不安を見ている」という事になります。とんだパラドックスですよね。
では、次はその状態から抜け出す方法をご紹介しますね。
「安心ー不安」の思考から抜け出す方法
1.今の自分の状態や状況を把握する。
不安を見てしまうのは【起きてもいない未来】を見ているからなんです。人はリスクを回避するためにある程度予測ができる優れた脳を持っています。リスク回避は決して悪いことではなくむしろ必要であったりしますが、このリスク回避もきちんとラインを決めていく必要があり、何となくやっているといつまで経っても「足りない」ように感じてしまうんですね。そのため「ここまであったら(できたら)大丈夫」のラインを設定しておきましょう。
なので、まず安心や不安を感じたら「自分が起きてもいない未来を考えている」状態であることを認識しましょう。
2.深呼吸をする
今、これを読んでくださっているあなたの呼吸はどのような状態ですか?
呼吸が浅かった?
それとも深い?
息を詰めていた?
自分の状態に目を向けるポイントとして「呼吸」があります。人は緊張状態になると呼吸が浅く早くなる傾向にあり、さらに緊張すると息を詰めてしまいます。リラックスするには深い呼吸をすること。そして、自分の呼吸に意識を向けるということは「今」の自分に焦点を当てているからこそ出来ることなんです。
一日のうち数分からでも良いので時間を決めて呼吸を整える時間を作ることをお勧めします。ストレッチや瞑想は最適ですね。
3.今日中にやることを決める。
これはなるべく朝のうちに決めると良いでしょう。ToDoリストを作成するなどして、「これをやる!」と決めます。これは自分との約束にもなります。
ここで自分を責めがちな方へのポイントとしては、約束するのは「集中して取り掛かる」ことへ目を向けておくことです。その上でToDoリストに取り掛かり、一つづつチェックしていきます。
なるべく暇を作らないようにスケジュールを埋めると良いでしょう。でも常にがむしゃらであるべきとは言いません(笑)セルフメンテナンスをする時間、癒しの時間もスケジュールに取り入れてくださいね。
最後に
いかがでしたか?
今すぐ出来る方法を紹介しましたので、やってみてのご感想をいただけるととても励みになります。また、このパラドックスを頭で理解してはいるけれど中々行動に移せないという方は「魂のクリアリング」で直接潜在意識にアプローチをかけて「今」に集中していける状態へ整えていくことも可能です。
セッションご希望の方は公式LINEよりお気軽にお問い合わせくださいね。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
エネルギー・オーガナイザー 一輝