CMで振り返る俳優・三浦春馬(3)2009年 三菱東京UFJ銀行/カシオ計算機『エクシリム』
2009年には、
三菱東京UFJ銀行の CM に
春馬が起用されています。
この CM には、
19歳という年齢に合わせて、
新社会人役で出演し、
「はじめての銀行口座」といった
コンセプトが感じられます。
CMでは、
はじめての振り込みにドキドキしながら
手続きをする姿が演じられています。
手続きの終了後、
残高に「¥777」と
縁起のいい数字が並び、
さらに、後に並んでいた
美女が微笑みかけ、
「ラッキーなスタート」を
予感させるというCMです。
これ以降も
三菱東京UFJ銀行のCMには、
2015年まで出演し、
同銀行のサービス拡大や
本人の実年齢に伴い、
スマホアプリでの決済、
投資を宣伝するものなど、
さまざまな CM が作られたようです。
ちなみに
2009年~2015年の6年間という
息の長い付き合いは、
春馬を起用したスポンサーの中では、
2008年から CM 出演していた
伊藤園『お~いお茶』に継ぐ長さです。
続いてご紹介するのは、
カシオ計算機のデジタルカメラ、
エクシリムの CMです。
2009年~2010年に、
エクシリムのメインイメージ
キャラクターに起用され、
CM にも出演していました。
春馬が現在までに出演してきた
CM を振り返ると、
デジタル化が
時代をリードしたのを象徴するように
最先端機器の CM が多くあります。
しかしながら、
このエクシリム以前の CM は、
どれも「あどけない素朴な青年」の
イメージが強かったんですよね。
テレビドラマ
『ブラッディ・マンデイ』(2008)の
影響もあったかもしれませんが、
(『ブラッディ・マンデイ』では
天才ハッカーを演じた)
CM において春馬から
最先端のスマートなイメージを
引き出したのはこれが最初かもしれません。
女性モデルも絡めたクールな映像で、
カメラの優れた性能を
アピールする内容になっています。