![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173596992/rectangle_large_type_2_9e0d420f5b2f829aa0f0f51454e17045.png?width=1200)
ジャズと私(13)フランス発「ジャズ」+「ハウス」
【約1000字/2.5分で読めます】
▼前回の記事
前回の記事では「ジャズ・アンビエント」について紹介しました。
他にも20代の前半にハマったクラブミュージックの中にジャズの要素が強いものが、いくつかありました。
また、時代がさかのぼりますが、高校生の頃に観ていた『FUTURE TRACKS』という深夜の音楽番組がありまして(過去の記事にも書いた)、この番組はクラブミュージックを中心に紹介する番組でした。
この番組を通じて、たくさんの音楽を知ることができたのですが、その中で特に忘れられないのが、「フレンチ・クラブミュージック」です。
私がこの番組を毎週観るようになって間もない頃('00年)に、「フレンチ・クラブミュージック」特集が放送されました。
当時、マドンナの最新アルバムにも、フレンチ・ハウスのアーティスト(ミルウェイズ)がプロデューサーとして起用されており、クラブ界隈に限らず、高い注目を集めているシーンだったようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1738966101-ReqrQI4kJ0bmE8y7PZ3hWOHF.png)
私自身は、この特集を観て、ダフト・パンクやエールといったフランスのアーティストたちを知りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1738966476-7ufeqj1OUZlbs9BYLa2FxSRk.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1738966378-iTXqmOMzcIubyV8x0BfDlG1r.png)
「ジャズと私」と題して、ジャズとは関係のない話を書いてきましたが(^^;ここからが本題です。
フランスのクラブシーンでも、ジャズの要素がかなり強いアーティストがいます。
その一人が、サン・ジェルマンというアーティストです。
彼は、フランスにハウスミュージックが根付いた'90年代初頭から活動していたアーティストで、そのサウンドはジャズ色の強いものでした。
高校生の頃の私は、そのすごさを知る由もありませんでしたが、彼が'00年に発表した『Tourist』は、ジャズの老舗レーベル・ブルーノートからリリースされたのです。
番組で紹介されていたのが、このアルバムの1曲目『Rose Rouge』でした。
これものちに知ったことですが、この曲ではジャズ・シンガー、マリーナ・ショウのボーカルを大胆にサンプリングしているのです。
アルバムを通して、ジャズ色の強いハウス・ミュージックが展開されています。
高校生の頃から聴きたかったのですが、実際に私がアルバムを購入して聴いたのは、20~21歳の頃('02~'03年)だったと思います。
ジャズとハウスを高次元で融合した名盤として、今でもオススメです。
(続く)
いいなと思ったら応援しよう!
![いっき82](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64680401/profile_f052560c65e0337e064ab1fd9a98cb6d.png?width=600&crop=1:1,smart)