好きな映画100(5-1)
好きな映画を100作品選びました。
昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。
▼前回の記事はこちら
5.ALWAYS 三丁目の夕日('05)
監督:山崎貴
脚本:山崎貴、古沢良太
出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪
配給:東宝
はじめて観た歳:23歳頃('06年頃)
古き良き昭和を描いた作品ですね。田舎から出てきた少女が住み込みで働く自動車修理工場、その向かいに住む駄菓子屋を営む売れない作家、さまざまな登場人物が織りなす人間ドラマが見どころです。
そして、近年は『ゴジラー1.0』でも評価されている山崎貴監督が作る映像は、この時代からすごかったんですよね。映像的にも見どころが満載です。
(本作の映像の魅力については別の記事に書いた)
4.GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊('95)
監督:押井守
脚本:伊藤和典
配給:松竹
はじめて観た歳:26歳頃('09年頃)
SF が苦手だった私が徐々にそれを克服してたどり着いた一つの傑作がこれでした。
電脳によってあらゆるものがつながれた世界を舞台にした作品です。
はじめて観た時は、少し難しく感じたりもしたのですが、それは作中に登場する専門用語に戸惑ったからでしょう。
今ではそれも本作の大きな魅力の一つと認識しています。
間違いなく何度観ても素晴らしい作品です。
(本作については別の記事にも書いた)
3.赤ちゃん泥棒('87)
監督:ジョエル・コーエン
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:ニコラス・ケイジ・ホリー・ハンター、トレイ・ウィルソン
配給:20世紀フォックス
はじめて観た歳:19歳頃('02年頃)
19~20歳の頃にコーエン兄弟の映画にハマり、よく観ていました。
中でも一番好きなのは、この『赤ちゃん泥棒』です。
コーエン兄弟ファンの方でも、これを一番に選ぶ人はあまりいないと思います。
泥棒を繰り返して刑務所に入っていた主人公(ニコラス・ケイジ)が、刑期を終えて、女性警察官と結婚するのですが、二人の間には子どもができず、大富豪の家から赤ちゃんを盗んでしまうというドタバタコメディーです。
コメディーなんですが、とにかくカメラワークが凝っていて、そこが一番おもしろいんですよね。いつか映像の解説をしたいと思っています。
2.カッコーの巣の上で('75)
監督:ミロス・フォアマン
脚本:ローレンス・ホーベン、ボー・ゴールドマン
出演:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー、マイケル・ベリーマン
配給:ユナイテッド・アーティスツ
はじめて観た歳:19歳頃('02年頃)
19~20歳の頃にジャック・ニコルソンにハマって、彼が出演した作品は結構観ました。そのきっかけとなったのが本作だったんですよね。
どんな方でも本作を観ればジャック・ニコルソンのカッコよさがわかると思います。
精神病棟に精神病と偽ってやってくる主人公(ジャック・ニコルソン)が、その中で権力にあらがうといったストーリーです。
いまだに本作の魅力を一言で表すのに、的確な言葉がみつかりません。
それくらい不思議な魅力を持った作品ですね。
(本作については別の記事にも書いた)
1.ブレードランナー('82)
監督:リドリー・スコット
脚本:ハンプトン・ファンチャー、デヴィッド・ピープルズ
出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング
配給:ワーナー・ブラザース
はじめて観た歳:25歳頃('08年頃)
SF が苦手だった私でも『ブレードランナー』の名前はいたるところで目にしてきました。
例えば、私が敬愛する坂本龍一のアルバム『未来派野郎』でも本作の音声がサンプリングして使われていますし、ゲームでも『スナッチャー』、『ファイナルファンタジーVII』など本作の影響を受けた作品が数多くあるんですよね。
そんなわけで観ないわけにはいかないと観てみたら、これがものすごくおもしろかったんです。まさに金字塔的作品です。
映像も世界観も音楽も、どれをとっても私の中では最高の映画なのです。
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