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書籍レビュー

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書籍レビューをまとめたマガジンです。
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#90年代

書籍レビュー『1989年のテレビっ子』戸部田誠(2022)'70~'90年代のバラエティ(お笑い)史

書籍レビュー『1989年のテレビっ子』戸部田誠(2022)'70~'90年代のバラエティ(お笑い)史

※3000字近い記事です。
 お時間のある時に
 お付き合いいただけると嬉しいです。

誰にでも手に入る情報を
もとにしつつ、
誰も書いていないこと著者は私と年代が近く、
この本で書かれていることも、
私が10代の頃から
追ってきたような話しでした。

ですから、「今さら」
という感じもあったのですが、

読みはじめてみると、
思いのほか、夢中になって
読んでしまいました。

改めて、
「自分はあ

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書籍レビュー『アルケミスト 夢を旅した少年』パウロ・コエーリョ(1988)ひたむきな主人公の探究心が読者の心を打つ

書籍レビュー『アルケミスト 夢を旅した少年』パウロ・コエーリョ(1988)ひたむきな主人公の探究心が読者の心を打つ

ブラジルから生まれた
世界的な大ヒット作本作は'88年にブラジルで出版され、
'93年にアメリカで出版された後に、
67か国語に翻訳され、
世界で3000万部売れた大ヒット作です。

内容は羊飼いの少年が
宝物を追い求めて旅をする
物語になっています。

ファンタジーの世界を
ベースにしていますが、
自己啓発の要素も強い作品です。

王様と出会い、
少年の壮大な冒険がはじまるスペインの羊飼いだった

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書籍レビュー『マイケル・ジョーダン物語』ボブ・グリーン(1992)'90年代はジョーダンの時代だった

書籍レビュー『マイケル・ジョーダン物語』ボブ・グリーン(1992)'90年代はジョーダンの時代だった

※2500字以上の記事です。
 お時間のある時に
 お付き合いいただけると嬉しいです。

'90年代はジョーダンの時代だった私はスポーツを
ほとんど観ないのですが、

バレーボールと
バスケットボールだけは、
たまに観戦することがあります。

これは妻の趣味も
影響しているかもしれません。

私たち夫婦は、
ともに野球やサッカーを
観ることがないんですね。

自分たちで
分析したところによると、

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書籍レビュー『数の悪魔 算数・数学が楽しくなる12夜』ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー(1997)数の悪魔と数字の旅に出よう

書籍レビュー『数の悪魔 算数・数学が楽しくなる12夜』ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー(1997)数の悪魔と数字の旅に出よう


子どもから大人まで楽しめるこの本は書店で
表紙を見た時から
強烈なインパクトを感じました。

なんとなく、
タイトルや表紙の見た目から
中身が想像できないでしょうか。

私は、イメージがすぐに
頭に思い浮かんだんです。

きっと、この本は、
算数や数学に関する基礎を
物語的に書いた本ではないか、

そう思ったんですよね。

実際に読んでみると、
思ったとおりの内容でした。

以前、テレビ番組で、

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書籍レビュー『細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた』鈴木惣一朗(2015)音響を知ると、より音楽がおもしろい

書籍レビュー『細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた』鈴木惣一朗(2015)音響を知ると、より音楽がおもしろい

細野晴臣とは細野晴臣は、’69年にデビューした
ミュージシャンです。

エイプリル・フールの
ベーシストを経て、

’69年、大滝詠一らとともに、
はっぴいえんどを結成し、
日本語のロックの
礎を築きます。

’73年、はっぴいえんど解散後、
キャラメル・ママを結成、
(後のティン・パン・アレー)

このバンドでは、
荒井由実などの
バックバンドとして、
プロデュースも務めました。

バンドでの活

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書籍レビュー『新約聖書を知っていますか』阿刀田高(1993)聖書をわかりやすくおもしろく読み解いたエッセイ

書籍レビュー『新約聖書を知っていますか』阿刀田高(1993)聖書をわかりやすくおもしろく読み解いたエッセイ

宗教はすべてのはじまり世界でもっとも読まれ、
引用された書物は、
新約聖書です。

言わずと知れたキリスト教の
経典ですね。

そんなに有名なのに、
聖書を読んだことのある人は、
限られるのではないでしょうか。

私も以前、どこかで
いただいたものを
一冊持っていますが、
未だに読んだことはありません。

しかし、聖書のことは
前々から気になっていました。

なんせ、世界で一番
引用されてきた書物

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書籍レビュー『砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々』売野雅勇(2016)記憶に深く刻まれるワード

書籍レビュー『砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々』売野雅勇(2016)記憶に深く刻まれるワード

コピーライターから作詞家へ高校時代にラッツ&スター、
中谷美紀の楽曲を聴いていた
私にとっては、
非常に興味深い本でした。

私がこの組み合わせで
音楽を聴いていたのは、
高校1年生の頃です。

時は‘90年代の終わり、

巷では GRAY だ、浜崎あゆみだ、
と騒いでいる頃の話で、

そんな組み合わせで音楽を
聴いている人は皆無でしたね(^^;

この両方のアーティストに、
歌詞を提供していたの

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書籍レビュー『TR-808〈ヤオヤ〉を作った神々』田中雄二(2020)電子楽器と駆け抜ける40年

書籍レビュー『TR-808〈ヤオヤ〉を作った神々』田中雄二(2020)電子楽器と駆け抜ける40年

リズムマシンを楽器にした名機現在のようにパソコンが普及するまで、
電子音楽ではシンセサイザー、
サンプラー(外部の音を取り込み加工)、
リズムマシンを使って
作られるのが一般的でした。

本書で取り上げられている
ローランドの「TR-808」
通称「ヤオヤ」は、
’80~’83年に製造されていた
リズムマシンの名機です。

TR-808 以前のリズムマシンでは、
あらかじめセットされた
リズムパタ

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書籍レビュー『しりとりえっせい』中島らも(1990)ギャップで惹きつける語り口

書籍レビュー『しりとりえっせい』中島らも(1990)ギャップで惹きつける語り口

逃げても追いかけてくる「らも」「中島らも」という名前を
はじめて見たのは、
いろんな本を読むようになってからの
ことだったと思います。

小説でいくつかの賞を受賞していたり、
映像化している作品もあるようだったので、
単に「有名な作家さんなのだな」
という認識でした。

『ガダラの豚』とか、
タイトルがおもしろそうで、
興味はありましたが、
なんとなく躊躇していました。

30代になってからの話で

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