ある "たましい" の救済の物語 〜 ばってん少女隊 アルバム『九祭』 に乗せて〜④

第一章 過去への旅

第四夜 " 御祭sawagi " 〜心と体が未分化だったあの頃〜

今日は待ちに待ったお祭り!
お祭りの日って楽しいよね。
ついつい走り出す。

いつもは難しい顔してる大人たちも、怒ってばかりのお父さんお母さんも、しらけた顔してるあのおじさんも、誰も彼もイキイキと、いい顔してる。
普段はなんのつながりもないようなあの人やこの人も、山も川も、大地も空も、木も草も、みんなが一枚岩になってつながってる感じがする。

太鼓の音は、地鳴りみたいに大地の底の方まで揺らしてる。
この世界のすべてが振動して、もう自分と世界との境界さえわからない。
さあ、ドンドンなってる太鼓に乗って、思い切って身体を動かして、心臓を揺らして、感情をたかぶらせて!

大人になっても、この感覚、この気持ちは絶対に忘れない。
夢見ていたい。高鳴っていたい。
友達とも大切な人たちともつながっていたい。
さあ、どんどんもっと太鼓を鳴らせ!
悶々なんて吹き飛ばせ!

う~ん、何か忘れてるような気がするけど…
いや大丈夫。未来は希望があふれてるはず。
夢でも見たのかな…

#ばってん少女隊
#BATTENGIRLS  
#希山愛 #上田理子 #春乃きいな #瀬田さくら #蒼井りるあ #柳美舞  
#御祭sawagi #九州

※ 歌詞の解釈、ストーリーは、公式見解とは一切無関係です。全てはアルバム『九祭』を聴いた、この文章の作者の妄想であり、感想です。

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