【学生必見!】リクルートの創業者

こんにちは!石田佳介です!

大学生に人気のリクルートの創業者について解説しようとおもいます。
みなさんの中にも、リクルートに行きたいって思っている人は多いとおもいますので、そんな方に今回の記事は有益になるとおもいますので、ぜひ読んでください!

今回参考にさせていただいた書籍は、

まず、リクルートの創業者の名前は江副浩正という方です。

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今回は以下の2つに絞って解説していこうとおもいます。

1 リクルートが生まれるまで
2 リクルート事件

1 リクルートが生まれるまで

まず、彼の経歴を紹介していきます。

江副浩正さんは、東大出身です。
すいませんね。ふつうに優秀です(笑)。

この方メッチャユニークな方で、東大受験のとき、外国語は英語を選ぶ人が多いんです。てかほぼ英語です。そんななか、「英語より、ドイツ語がカンタン」っていう理由でドイツ語で受験しているんです。

東大在学中に、「東京大学新聞社」の広告集めをやっていたんです。新聞の下に広告があるんじゃないですか。それを、いろんな会社から広告をだすかわりに広告料をもらう、ということをバイトとしてやってました。

そこで才能を発揮するんです。普通の人は、いままで広告を出してくれていた企業に出向いて、「今年もよろしくお願いします。」というかんじでやっていました。

でも、江副さんはそういうやり方をしなかったんです。江副さんは新たに広告を出してくれる会社を探していたのです。

そのために何をしたか。それは産経とか朝日の一番下の広告欄を研究することだったんです。そうすることで、どんな会社が広告を出したがっているのかが分かるからです。しかも当時はネットが今ほど普及しているわけではなく、会社の情報を集めるのは新聞からだったので、新聞の広告は企業にとってメッチャ重要だったのです。

そういうふうにして、江副さんは多くのバイト収入を得て、そのまま東大新聞専門の広告代理店をつくりました。

江副さんが行った事業が就活情報雑誌です。いまの「リクナビ」です。それまで学生は、学校の就活課にいって情報をとっていました。

それを情報雑誌1つにまとめれば有料で売れるだろう、と考えたんです。

また、この方がスゴイのは就活情報雑誌にとどまらなかったことです。どういうことかというと、自分の産業は情報産業だから、旅行したい人にはここのホテルがおすすめ、とか、家を買いたい人に住宅情報を提供するなど、旅行会社や不動産会社を一軒一軒いく必要がなくなったんです。


2 リクルート事件

先ほど述べてきたように、情報産業として成長していったリクルートですが、不動産事業で大きな利益を得ます。

すると、政府から、土地の値上がりにたいして、どう対処をしていけばいいのかを考えていく委員会に委員として呼ばれるようになったんです。当時、東京都心の土地の値段がメッチャ上がっていたんです。

官僚は、土地の値段にこれ以上の値段で売ってはいけませんよ、という上限を決めることで、地価を下げようとしたんです。


でも、江副さんは、その考え方に反対します。そもそも、土地が欲しい、という需要に対し、「売ってあげますよ」という供給が同じくらいじゃないから、地価が上がると考えたからなんです。

でも、官僚の考え方は変わらなかったんです。

すると、江副さんは、「東京の土地の値段が上限を決められると、土地を分割して売ることが予想される。」と考えたんです。

例えば、ABCDという土地があるとします。今までは、これを一つの土地として売っていました。値段は4000万円でした。

でも、官僚によって上限は2000万まで!ときめられてしまいました。すると、ABCDの土地を別々にうっていけば、Aという土地は2000万、Bという土地は2000万、Cという土地は2000万、Dという土地は2000万、という風になっていくと江副さんは、考えたんです。

そうなると東京で大きな街づくりなどができなくなる、と江副さんは考え、そうなれば、東京郊外や地方の値段があがる、と考えたんです。

そこで江副さんは、「東京郊外の土地を買いあされ!」と指示を出しました。すると、おもった通り、東京郊外の土地の値段が上がっていったんです。そしてまたまたメチャクチャ利益を生みました。

メチャクチャ優秀ですよね。何も違法なことはしていませんし、ただ政府の委員会で呼ばれて情報をもとにビジネスを展開しただけのことなんですから。

このように政府の委員会に呼ばれると、政治家と近づいていきます。すると、お世話になった政治家の人にお礼を送ります。そのお礼がリクルートコスモスという会社の未公開株を政治家に渡すことだったんです。

未公開株って何って話ですよね。大企業っていうのは東証という株取引がなされている会社に上場します。これが株が公開されているということです。

まだ公開されていないが、これから公開される株のことを未公開株と言います。この未公開株が公開されるとかなりの確率で高く売れるのです。

なぜかというと、未公開から公開されるのは、多くの人に期待されているから公開されるので、誰もがその株を欲しいとおもうからです。

その未公開株を政治家に渡すのですから、これが賄賂にあたるとされたのです。

まとめると、未公開株を政治家に渡した事件、それがリクルート事件だったんです。

でもどうして、日本史の教科書に載るぐらい大問題なのか?

これは、賄賂を渡したのが、当時イケイケだったリクルートの社長であったこと。

そして受け取った政治家が中曽根康弘、宮澤喜一といった総理経験者や安倍晋三のお父さんの安倍晋太郎といった大物政治家が受け取っていたから、大問題だったのです。

以上が、リクルート創業者江副浩正さんでした。

これからリクルートの就職を目指す人は知っておくといいかもしれませんね。

ではでは!

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