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大学でできた親友の話

今日の写真は、私が大学を卒業して学童で働いてて、親友がカナダ留学から帰って来て大学4年生をやってたときに、一緒に二人暮らしをしていて、親友のカナダ人の彼氏と3人で花火大会に行ったときの写真。

彼女との出会いは、大学が始まった必修科目の授業の最初の日、だったかな?
学科の子みんなで並んでいたとき。
確か、出会ったと同時に、ここで合ってるのかを聞かれたんだと思う。
それで、話した瞬間に身振り手振りや声の大きさの雰囲気が高校の同級生と似てると思った。
今、考えると、人見知りが全くないように感じたけど、すでに友人関係のグループができてて、入れてもらえるところを探してたのかもしれない。
私は、高校入学時に一度だけ同じように自分から声をかけたことがあった。
中学までと違って席ごとで給食ではなく、自由にお弁当で、同じクラスになった子がクラスには誰もいなくて、同じ中学の子に初めて声をかけた。
今、考えると、あの友達とも離間工作にあったんだろうな。
大学は最初から知り合いなんていないから、入学式前にあった大学生協主催の顔合わせみたいなイベントで知り合った友人に、入学式に一緒に行きたいって自分から電話をかけて混ぜてもらった。
高校の間に、すでに人見知りは克服していた。
入学式に一緒に行った子だけが、今でも誕生日にメールを送ってくれる。
親友も知り合いが全くいない不安の中、声を掛けやすそうな人を選んだのかもしれない。
そう、確か私ではなく、私が初めて会ったときになんで女優さんじゃないんだろうって思った友人に声をかけたのだ。
それで、その友達が世間話を始めて、私は列に並んでて全然気付かなくて、出身地の話をしていたみたいで、「じゃあ、福井の子がいるよ」って話になったらしく、突如紹介されて、「福井なの!?隣の岐阜なの!!」みたいにいきなり声をかけられたのだ。
すでに興奮してて、身振り手振りも大きくなっただけだったのかもしれない。
そう、大学の間、親友は訛りが一切抜けず、最初に必ず出身地を聞かれるという光景を横で何度も見て来た。
私はずっと英語は訛らずに話せるけど、日本語は絶対に標準語が喋れないと、よくみんなに説明していた。
とにかく、訛りのインパクトが強かった。
確か、その日は、一緒に授業を受けて、終わったらうちに来て来てとそのとき一緒に授業を受けた友人たちに言ってて、私だけが行くことになった。
家に行くとカレーを振る舞ってもらって、さらにお風呂に入って行くように言われた。
今考えると、突然の一人暮らしで不安だったのかもしれない。
でも、親友の家はお風呂とトイレが分かれてて、久しぶりに湯船に浸からせてもらった。
というか、そうやって誘導された。
うちのお風呂はゆっくり湯船に浸かれるからと。
とにかく、口がうまかった。
その日だけ、お客さんだから先に入るように言われて入ったけど、次からはもういっこはお客さんじゃないから後で入ってねと言われた。
そうそう、初日はお風呂に入ると、抜けた髪の毛は壁に付けること、という謎のルールを指定された。
こうやって、大学時代の一人暮らしは、いろんな友達と出会って、それぞれの家の謎ルールを学んだ。
地元の謎ルールや地元の学校の謎ルールなど、お互いに学んだ。
そうやって、自分の固定概念がなくなっていった。
だから、私は子どもも絶対に県外に出すと決めていたのだけど、学校を始めとした地域集ストのせいで、娘を全く外に出せない状況に陥って、非常に迷惑。
ただ、集スト犯罪がちゃんと表に出れば、この犯罪も終わり、社会も平和になるから、そしたら、娘には当然に一人暮らしをさせようと思っている。

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