俳優ヲタク、仲間に出会って灰と化す?
同担の少ない人生を送ってきました。自分には、同じ趣味を持つ人が身近に存在する生活というものが、見当つかないのです。
そんな心の中の大庭葉蔵もマラカス両手に踊り出す個人的大ニュースがこちら。
【速報】Twitterの外で同じ趣味を持つヲタク、ちゃんと存在してたんですけどーーーー!!!!!!!!!!!!
ほんまにやばい。
激アツ展開すぎる。
みなさんに説明しておくと、私の推し俳優と推しコンテンツは同年代ではかなりマイナー。親世代かそれよりちょっと上の人だと話ができる感じかな。10代ってなるとTwitterでやっと1、2人見つかるくらいで、私の周りはほとんど3、40代のお姉さんたち。
長らくそういう界隈で息をしてきました。
だから、元々Twitterで繋がってたとかでもなく、偶然出会えたことがとんでもない奇跡なわけで。
同じ大学でとある理由でお会いしたのがきっかけでした。初対面で探り探りの会話をしていたとき、推しの話になったのです。
これで鈴木京香さんって言ったらあれだろうな。
「えー…あの料理のドラマに出てた人だよね?」「聞いたことあるけどなんだっけ??」「待ってちょっとわかんないから調べるね」
って感じで気を使わせちゃう。
も、申し訳なさすぎる…
そんなことを思いながら名前を出しました。
鈴木京香の名前を。
「えっ、私も好きですよ」
!!!???!???!?????!?!?
ほ!?ど、どの程度の好き!?今までの経験上、「料理のドラマ見てました」か「刑事もののやつ親が好きで一緒に見てて…」くらいかもしれないよね!!?どうだ…?どうなんだ!?
「ホームアイムダーリン(2021年にあった舞台)見に行ったんですよ」
私より歴長いやないかい。完全にこっち側の人間やないかい。
他の話も聞いてみたら、『王様のレストラン』(1995年放送)の京香さんが好きとか、松雪泰子さんも好きだから『きらきらひかる』(1998年放送)もいいとか言ってて、なんかもうめっちゃすごかった。
今までしてきた推しトークでダントツに楽しかった。
それでお茶のお誘いをいただいて、後日ミスドに行くことに。
ただまあ今回は二人っきりだし、前回会ってから日もあいたし、前と同じテンションと熱量で行ったら引かれるかもしれない。
高ぶる気持ちを抑えながら極めて冷静にドーナツを選びました。勢いあまって3ついくところでした。
さて、席に着いたところで、ここはとりあえず雑談から入って様子見を…
…と思ってたんですけど、話のまあ弾むこと!!
気づいたら4時間弱ずっと喋り倒してた。スマホの充電無くなってもなお帰ろうとせず喋り続けてた。怖い。話が合いすぎて怖い。ほんであまりにも楽しすぎる。
以下、話した内容を振り返って今思うことを書きました。
『パ★テ★オ』(1992年にメディアミックスで放送&放映。配信してるところが多分ないので見てる人は結構レア)知ってる同年代いるのすごい。私も見たことない。
京香さんの出演作品リスト見て、この京香さんがよかっただのこの作品はストーリーも良かっただの話したのマジで楽しかった。特に京香さんと共演してたら嬉しい俳優さんの話も首がもげる程同意って感じの意見でさすがに興奮した。猫背椿さんと沢村一樹さんおったら嬉しいよね。
好きな京香さんの写真みて、そのビジュがいつのものか探るのもおもしろくて、20代後半から30代の京香さんは作品を当てるのが難しかった…!
40〜50代の女優さん(便宜上女優さんという表現を使うよ)の一覧見ながらこの人のこの作品が好きの話をしたのもすっごく楽しかった。いつもはこれをTwitterのFFか親とするんだけど、圧倒的に解像度の高い会話ができて超満足だった。
ドラマの好みもばっちり同じで最高。
昭和歌謡も好きだっていう話を聞いてお互いのプレイリストを見せ合いっこしたのも今までにない楽しさで良かった。この曲いいよねってなることが少ないから、実はこれが1番嬉しかったかも。
総括すると、やっぱり同じ人やコンテンツを好きで、同じような熱量とテンションで、ある程度同年代の仲間が身近にいるって最高!!!!ってことになります。
その日からもう一週間経とうとしているけど、まだまだ余韻がくすぶっています。
灰になるのはまだもう少し先かも。