全力でお祈りする話
カバーの株を買ったんだとさ、上司が。
今日、結構な幅で値上がりしていましたよね。
えにからが配当するもんってのと全体のあげの2つで上がったんかなあと思ってるんだけど、上司は納得していない感じ。
嗚呼、相当高いタイミングで買ったんだ、この人。
そして、カバーの株の展望を聞いてくるわけ。
知らんがな
とは言えない(面白くない)ので全力で祀り上げてみた。
一つはまだカバーは配当や株主優待を一切おこなっていないこと、同業がそれを始めたことから追従する可能性が高く、それを機にさらに上がるんじゃないですかねっと。
もう一つは売り上げについて、いまホロライブ関連のゲームが飛んでもねえペースでリリースされてることを伝えつつ、ゲームはヒットすればでかいですよね(どんくらいカバーに入るのか知らんが)っと。
ここまで祀り上げて上司は「そうかそうか」と頷いていた。
ハイ、ただのメンタルケア。
しかし、実際のところはどうなんでしょうね。
カバーの売り上げがタレントに依存していることは間違いなく、そのタレントもとんでもねえ稼働率と思われるので、ここから売り上げ伸ばすのは至難の業なのでは?そう考えると、グッズやゲームのようなタレントの稼働を伴わないシノギがいるわけで。
案外間違ってないおべんちゃらだった気がしなくもない。
でも、タレントが人間なのがカバーの弱いところだよな。
いやね、聞いた話だとグッズ出すのもタレントと相談なんだってさ。
つまり、かなりの権限がタレントにあるってことになる。
とてもタレント思いでよいことなんだろうけど、ビジネスとしては重い。
最悪なのは「卒業」でせっかく育てたIPを手放す必要があるわけだ。
ん~、サンリオにはなれんよなあ。
キティちゃんは許可を求めないし卒業もしない。
卒業しないって本当に強くって、サザエ、ドラ、クレしん、まるこも原作者死んでんのに永遠に生き続けてるんだよね。
作者が存命中に完結させないと、死後謎のシンジケートが組まれて永遠の命を与えられるのがキャラクターの(ビジネス上の)強みだと感じる。
そこいくと終わる終わると言われてる作品はどっちに転ぶんだってことが気になる。某小学生の体に押し込まれてる高校生探偵も、作者存命中に元の体に戻れないと、死ねないどころか地元や旅行先に延々殺人事件を招く死神として生き続けることになっちまうので、作者は割とまじめに決着をつけてあげて欲しい。謎のシンジケートがそれを許すか怪しいし、案外、作者の死後云年後にリメイクと称して若手声優ひっさげて死ねない体にされるかもしれない。
うーん、そう考えるとビジネス上はマズくてもキャラクターには適切な死期があったほうがよいのかもしれんなあ。