宮古島の映画館で初プペルを見たら「映画ってホントにいいもんだ。」と、ココロ温まった話。
みなさん、こんにちは。壱岐島の柴さんです。
3月13日から15日まで、人生初の宮古島に行ってきました!目的は「えんとつ町のプペル」を初めて観る!しかも、初の宮古島の映画館で!
福岡のフレア大橋本店で髪を切っての沖縄入り。ちょっとスカしてますが、親切かつ優しいカリスマ美容師のグッさん、ありがとう。
福岡空港から那覇~宮古島までは約3時間のフライト。
ちなみに、沖縄と言えば、オリオンツアーで飛行機&ホテルを予約。2泊3日で約4万。移動はmrcレンタカー宮古島店を利用し、丸2日で約6,000円也。
これぐらいの時間と金額で行けるなら、壱岐や福岡から宮古島は割と近いと思う。壱岐の海もキレイだが、宮古島には負ける気がする。
思わず、「おぉぉー!」というぐらい、スケール感が違ったなぁ。移住者もどんどん増えてるらしいし、この海や景観を見たら、人生観が変わってもおかしくはない。
ということで、レンタカーでぶらっと宮古島を観光して、宮古島プペルまつりの実行委員の根間さんにお会いして、お話をお聞きした。
今回のプロジェクトは数十名のボランティア団体『宮古島プペルまつり実行委員会』が、「島唯一の映画館『よしもと南の島パニパニシネマ』を盛り上げたい!映画を通じて島の子供達に夢を届けたい!」という想いから立ち上がったものだそう。
柴山『宮古島めっちゃ盛り上がってますよねー!町全体で応援してる感じが伝わってきます!』
根間さん『運営はけっこうバタバタしてて、超大変なんですけど、みんなが応援してくれたり、島外の人も来てくれてるのがありがたいです!』
柴山『あ、わかります笑 イベントって運営側はメッチャ大変だけど、メッチャ楽しい笑笑』
学習塾を営む根間さんはとてもアツい方だった。
そして、到着した『よしもと南の島パニパニシネマ』!
歴史と年季を感じる。
『よしもと南の島パニパニシネマ』はコロナなどの試練を乗り越え、2020年10月に再開したものの、厳しい状況が続いていたそう。
しかし、実行委員を始めとするみんなの協力で『えんとつ町のプペル』が上映されることになり、多くの宮古島の人が映画館に押し寄せることに。
開園時間の1時間ぐらいから徐々に人が増えてきて、ポスターの前で写真撮影する人も。
開園30分前はこの状況。大盛況!!
約100席の映画館は、コロナ対策で少し余裕をもたせた席数にするため、いつも満席で入れない人もたくさんいた。
残念ながら、初日は満席で入れず、明日のチケット予約をして、ホテルへ。翌日は、朝から夕方の映画上映時間まで、宮古島で一人車を走らせる。
メチャクチャキレイでした。
感想)宮古島は男一人で来る場所じゃないな…
島中をドライブして、人生初の「えんとつ町のプペル」を初宮古島で見る時間となった。
100席ほどのミニシアター感がすごく良くて、「うわっ!これ壱岐に欲しい!作れんじゃないか?」と勝手に妄想してました。
僕は一番前のど真ん中に席をとり、映画の始まるのを待った。一つ空けたお隣には20代ぐらいのカップル。
ギャルっぽい女の子が「昨日オールで私、超眠たいから、寝ちゃうかもー」的なことを言ってた笑
他は家族連れで半分は子どもたち。上映前には映画館支配人、下地さんの前説があった。下地さんは、駐車場整理や客入れ、受付、前説、映画上映まですべてをこなす。
もちろんスタッフやボランティアの協力もあるが、全力で観客に映画を楽しんでもらう姿が印象的。
さあ、映画が始まる。
101分後。
大きな拍手が沸き上がった。会場が明るくなると、たくさんの子ども達の笑顔が見えた。
映画は原作と違う所がたくさんあったけど、正解は一つじゃなく、色んな形があっていいと思わせてくれる作品だったと思う。
映画館の座席の後ろにあるサインの横で、お父さんやお母さんに写真を撮ってもらう子ども達。とても楽しそうだ。
僕も島に住んでいるけど、単純に島に『映画館がある』というのがメチャクチャうらやましいなと思ったし、それを地域のみんなで盛り上げようとしているというパワーに「スゴイな。」と感動して、壱岐島から宮古島に飛んで行ってしまった。
実行委員、根間さんの話では。『えんとつ町のプペル』が上映されたことで映画館の動員実績ができ、それまで上映できなかった『鬼滅の刃』も上映されることになったそうだ。
宮古島の子ども達はダブルで喜んだそう。
プペルがなければ、キメツもなかった。
『キッカケ』をつくるのは、いつだって『人のちょっとした想い』
これからも、自分の「やりたい」や誰かの「やりたい」に寄り添って、想いを届けるお手伝いをしていこう。
宮古島に行ったら、海や自然もいいけど映画もね。
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