【壱岐新報2024.8.30】地域住民と柳田保育所保護者へ保育所閉所に関する説明会実施
市いきいろ子ども未来課(以下、担当課)は20日、篠原一生市長が同席のもと、柳田保育所2階会議室で同保育所閉所の方針に関する「第2回住民説明会」を開いた。保護者や地域住民、公民館関係者など約50人が参加し、意見を交わした。担当課と篠原市長は、来年3月末に閉所手続きを進める方針に変わりがないことを報告、一方で地域住民らは「これまで地域への説明がなかった。今回もわずか1時間のみの説明と意見交換で時間を制限した。これでは活発な議論はできない」と反発した。
「地域への説明がない」住民が反発
地域住民と柳田保育所保護者らは「地域に何ら説明がないまま、保育所を閉所しようとしている。我々をないがしろにした一方的な方針決定ではないのか」などと憤り、市に対して説明会を開くことを要望した。地域の要望を受け、担当課は6日に1回目の説明会を開催、市と地域住民の意見はまとまらず、2回目の説明会を開いた。
篠原市長は「市の付属機関である子ども子育て会議で審議・決定を経た市の方針を保護者説明会、広報いき、市ホームページなどで広く知らせてきた。限られた市の予算や人手でやりくりしながら、提供していくことが行政の責務。閉所に向けた方針で進めていく」との考えを述べた。
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