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闘うメーデー・関西生コン支部の武谷書記次長からのメッセージ
5・1闘うメーデーに結集され、労働現場で行動を展開する仲間のみなさんに敬意を表します。
関西生コン支部への資本と権力による弾圧に対して、物心両面にわたるご支援に、心からお礼を申し述べます。
安倍政権は新型コロナウイルス対策に対して、政権自らの責任をとろうとせず、労働者や中小零細事業者など大衆に犠牲を強いています。
「緊急事態宣言」による自粛要請と称して、同調圧力と私権の侵害で大衆を分断する政策は、改憲と戦争ができる国づくりの狙いがあることは明らかです。
ウイルス感染流行の終息後に、戦争が起こっていることは歴史が物語っており、安倍政権は、コロナ対策を利用して、その体制を整えているのです。
新型コロナウイルスの感染拡大のさなか、まっとうな労働者や基本原則で闘う労働者のストライキをはじめとする現場の行動が、世界各地で展開されています。
欧米では、交通関係の労組や清掃労働者が、安全な労働を確保する措置や労働者の尊厳を訴えるなどの要求を掲げ、ストライキを打ちぬき、要求を実現しています。
いまこそチャンスです。労働者や中小零細事業者が安全な活動や生活できる暮らしを確保するために立ち上がりましょう。
闘う労働者、闘う労働組合が結集して先頭に立ち、ストライキを含めたあらゆる現場の行動を展開することで大衆を犠牲にする政策を粉砕し、改憲・戦争を目論む安倍政権を打倒することができるのです。共に闘いましょう。
2020年5月1日
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
書記次長 武谷新吾