都立病院つぶすな!6.11西国分寺上映会&デモ
多摩総合医療センター 神経病院 小児総合医療センター がん検診センター
都立病院つぶすな!6.11西国分寺上映会&デモ
6月11日(土)
①ビデオ上映会「コロナと精神医療」
午後3時 いずみホール・Bホール
②都立病院つぶすな 独法化反対デモ
午後4時 武蔵台第3公園に集合 4時15分、出発
都立(公的)病院はいのちの砦
小池東京都知事は都立8病院と公社6病院、がん検診センターすべてを廃止して、7月1日から独立行政法人化しようとしています(左図)。コロナに感染しても入院できず多くの人が自宅で亡くなったのに、ますます公的医療を解体するというのです。
都立(公的)病院はすべての医療を必要な人へ提供してきました。コロナが流行した時も真っ先に患者を受け入れ、2000床ものベッドを用意して治療にあたってきました。赤字になっても税金で補填されるため「儲け」を考えずに運営できたからです。
しかし独法化されて「独立採算」となれば「儲からない医療」(患者)は切り捨てられます。公務員身分がはく奪され労働組合が解体されれば、労働者は不安定雇用となり、技術継承も難しくなります。医療は崩壊し「命の選別」を余儀なくされます。
コロナ感染しても転院できない精神科患者
とくに切実なのが精神医療の現場です。
世界の精神科のベッド数の約2割は日本に集中していると言われています。精神科病院の多くは医療体制が貧弱なため、コロナに感染してもそこでは治療ができず、患者さんを転院させる必要があります。しかし、一般病院での受け入れは難しく(日本精神科病院協会アンケートでは6割が転院できなかった)たちまち大クラスターになってしまうのです。その中で、数少ない受け入れ先となっているのが都立松沢病院なのです。
岸田政権は、防衛費(軍事費)を2倍にする方針を打ち出しました。医療費を削って戦争しようとしています。私たち医療介護福祉労働者は、戦争にも絶対反対で闘っています。
都立病院・公社病院は、労働者市民の命の砦です。7月1日からの独法化に反対し、「都民のための病院」を守るために一緒に声をあげましょう!!
【関連企画】独法化反対!都立松沢病院をまもろう
6.25学習&交流会@八幡山
日時 6月25日(土)午後6時30分~8時30分
会場 八幡山区民集会所(京王線八幡山駅徒歩2分)
資料代 300円
主催 6.25松沢病院まもろう交流会実行委員会
7.1独立行政法人移行を許さない都庁包囲デモ!
11時 都庁への署名提出・申入れ
12時 都庁前街宣
13時半 新宿中央公園からデモ(時間などは予定)