鼻呼吸でマラソン走ってみた。
フルマラソンを鼻呼吸で走ってみたら、どうなるか実際にやってみた。
やってみたのは完全に口を閉じた鼻呼吸ではなく、口を軽く開き気味にして、主に鼻から吸うというハイブリッドな方法。当然、ずっと口を閉じて走るのは無理。
疲れてスピードが落ちる33km以降に、鼻呼吸をやってみると、ググッと元気になりスピードが落ちなかった。口呼吸メインだと苦しくて歩いてしまうような場面で意外に有効。
鼻呼吸する時には、鼻の付け根?に力を入れて、鼻の穴をグッと大きくしてから吸い込む。鼻の穴を拡げるのは、人前ではまず使わない筋肉を使う感覚。
鼻呼吸だとなぜ元気が出るのかはわからないが、鼻呼吸にすると口呼吸とは違う部分の肺を使っている感覚はある。
苦しい時に数回、まるでクルマのターボチャージャーのように鼻呼吸を使って走るとピッチも速度も保てるから、マラソン後半がけっこう楽しい。つらくなりがちなマラソンの後半に楽しくなる要素があるのはレース運びにとても重要。
結局42.195kmを一度も歩かずゴール。タイムは3時間28分。サブ3.5達成。