茅ヶ崎にあったフジボールとアイスの天ぷら
前回の茅ヶ崎の海の近くの体操教室の思い出の続きで、この茅ヶ崎海岸線のお店の思い出。
今回は国道134号線沿いにあった良く小さい頃連れて行ってもらったレストラン。
一階が車の駐車場で、階段で二階に入口があった。
店の灯りは、柔らかいオレンジ色だった記憶。
父は「アイスの天ぷら食べに行こう」と、この店のデザートを良く食べに行った。
中のアイスの色が確か白以外だった時があって、ウェイトレスさんに「当たりだよ。
もう一個どうぞ」と言われた思い出があった。
アイスの天ぷらがどうやったら出来るのか。何故溶けないのか、今だに不思議だけど、そんな顔をしてきっと食べていたから、父の方が〜凄いだろ、と言ってた。
茅ヶ崎の(茅ヶ崎だけではない。)海岸線は家族で車で出かける時は、ほぼ通らない。渋滞で動かないから。
なので夜は、良く通ってた。
夜このお店を通ると、二階の窓から、あの柔らかいオレンジ色が見えるのが好きだった。
その数年後、私が車を運転出来るようになってから、アルバイト帰り、バイト仲間でボーリングするのが良くあった。
仕事帰りでも開いていた湯河原町のボーリング場か、茅ヶ崎のフジボール。湯河原町のボーリングは深夜までやっていて、茅ヶ崎のフジボールは、その隣にプールバー(ビリヤード)があったから、どっちとも良く行ってた。
茅ヶ崎もだけど相模湾沿いの夜の景色は、私の目の中の記憶は、松の木の中にポッカリ浮かぶ柔らかいオレンジ色。