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いきなり写真家について語ってしまっていいですか?

おいで下さりありがとうございます。

ネクラ三昧ネアカ三昧です。

更新が滞り、もう前回からひと月も経ってしまいました。

都内は、基本的には、お日様の出ることが少なく、気温が低い日が続いていました。

ここのところは、雲が多くて、ムシっと熱い、という感じで、絶好の写真日和、という訳でもありません。

前回、iPhoneで撮ったアジサイのアップを載せてみましたが、今では、ドラフラワーの様な状態で、ある意味で、その姿を見るのが辛いというか、残酷さを感じないでもありません。

きょうはiPhone写真、というか、iPhoneという写真の機材ではなく、写真、写真家、というものに触れてみたいと思います。

これを読んで下さっている方は、写真、あるいは、写真家、というと、どんな写真、どんな名前がイメージされますでしょうか?

実は、自分の場合、あまり写真家のことを知らないのです。

東京都写真美術館は、改装された後には、まだ一度も行っていません。写真集や写真の雑誌があるだけで、ありがたい美術館なのですが、どうも自分の場合は、写真美術館のエネルギーの場というか、質が合わず、サボってしまうのです。

それでも、写真美術館があって、実際にオリジナルプリントを観る機会が増えましたし、写真集も図書館で閲覧できます。

一般的な図書館とは違い、写真集も丁寧に扱われているので、その点、ありがたい場所です。

タイミングによっては、図書館で観た写真を、オリジナルプリントで楽しむことができます。

あるいは、予約して、お金を支払うと、写真美術館所蔵のオリジナルプリントを観ることができます。

自分は、まだ、そのシステムは利用していません。数日して、時間に来ないとならないので、ズボラな自分には、そのシステムが合っていないだけなのです。

写真美術館では、写真を科学として研究している所があり、雑誌に出ていたモノクロの特殊な現像方法について、その記事を書かれた、写真美術館に所属されておいでの先生に直接質問することもできました。

今では、フィルムの選択肢もないので、ずいぶんと昔のことです。

図書館には、目当ての写真集があり、閲覧していました。

けれど、今では、その写真集を中古で買うことが出来ましたので、その写真集のために写真美術館に行くことはなくなりました。

その写真集の写真家が、マイナー・ホワイト、という人です。

名前からして、何か不思議な響きがあり、日本でいうなら、井上陽水、の様な響きを感じてしまいます。

あるいは、モノクロのトーンの少し白い側、の様な印象も受けてしまいます。

その様な、名前からして不思議な写真家なのですが、写真自体、作品自体は、物凄く不思議、なものなのです。

人間の目では気がつかない、あるいは、お悟りを開いた人には、世界はこの様に見えるのかもしれない、という作品群なのです。

人によっては、サイケデリックな印象を受けるのかもしれません。ミクロなのか、マクロなのか判別できない様な世界も表現されています。

作品をすこし紹介したいと思ったのですが、ネット上に出ているものでは、その雰囲気が全く再現されていないので、せめて、写真集をご覧になって頂ければと思います。

しかし、現在では、印刷技術が大変進歩しているので、手元ににある古い写真集と、オリジナルプリントを較べても、あまり意味はないのかもしれません。

出来れば、現在の印刷技術で、彼の写真集を作り直してくれるところがあれば、と思うのですが、今のところ、そういう話は聞いていません。

オリジナルプリントも、日本ではあまり公開されていません。多分、マイナー・ホワイト展というものは、日本では開かれていないと思います。

とはいえ、写真美術館では、何点かのオリジナルプリントがありますので、売却されていなければ、料金を支払って閲覧することはできます。

マイナー・ホワイトという偉大な写真家の名前を出しておきながら、彼の作品の雰囲気をお伝えできるファイルがネット上にないのが残念ではあります。

いつもの様に、自分のiPhone写真でお茶を濁す、という訳ではないのですが、一枚貼り付けてみたいと思います。


マイナー・ホワイトとはまた違う世界なのですが、なんだかよくわからない、風に見えていると、と思います。マイナー・ホワイトというより、エッシャーの世界かもしれません。

おいで下さりありがとうございます。

またよろしくお願い致します。

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