最近よく思い出す歌詞がある
”君が居なくても生きていけるけど、
愛されなくても君に会いたい”
ギヴンというアニメ(原作は漫画)のバンドの曲の歌詞なのだが
簡単にさわりを説明すると
恋人がバンドで忙しくしてて
疎外感を感じてしまった主人公が
「僕のために死ねるの!」
って言ったら死んでしまった。
そんな寂しい過去をもつ高校生がバンドを始める話です。
どんなに伝えたい言葉があっても触れたくても
二度と会えない
そんな思いを曲にしてて
わたしはそんな人いないけど、
会おうと思えば会えるし
触れようと思ったら触れられる。
でもとてもこの歌詞が好きだ。
わたしはずっと愛されたくて特別にしてもらいたかった。
殴られる日々に耐えていつかの人を夢見てた。
でも愛されたら辛くて
愛し方が分からなくて
愛される価値がないと自信が無いゆえに
突き放してしまったり
でもひとりは寂しくて
自分語りしてしまった……
なぐさめられたいわけではないのだが……
ただ寂しくて
そばにいさせてくれるだけでいいから
温もりが欲しい……とか思ってしまった。
「君がいなくても生きていけるけど」
そう。息してるから生きてしまう。
こんなに苦しくても寂しくても
日常が過ぎていってどんどん思い出も
過去に遠ざかってしまって。
「愛されなくても君に会いたい」
なんかのアニメで見たことなのだが
たくさんの時間を一緒に過ごしても
離れてしまった時間があったら
その時間で人は変わっていく
昔の記憶と違う人になっていても仕方がない
そんな意味を持ったセリフを見たことがあって
また会えた時自分を愛してくれるかは分からないし
どんな人になっているかも分からないし
それでも会いたいと思ってしまうのだけれどね
いろいろ話して長くなったけれどとてもいい曲なので
聞いてみてね
曲名は「夜が明ける」