究極の生き方【種子発芽編】
みんなが僕のアラーム… Zzz…。
種子が発芽するために必要な条件は「水・温度・酸素」です。(光が必要な植物もいます。)
もしその条件がそろわずに発芽してしまうと、水分や酸素がなかったり、寒すぎたりと成長することができません。
種子は周りの環境を読み取り、発芽できる条件がそろうまで「休眠」しています。
動物でいうと冬眠ですね。
休眠状態の時、種子の胚(はい:芽になる部分)には「アブシシン酸」という植物ホルモンができていて、「まだ眠っててね~!」というサインを遺伝子に送っています。
しかし、温かくなって条件がそろうと、今度は「ジベレリン」という植物ホルモンが胚で作られ、種子の堅い皮を破る反応が始まります。
そうして、種子は発芽するのです。
しかし、発芽には大量のエネルギーが必要です。
暗い土の中にいる種子は、自分で栄養をつくることができませんので、あらかじめ種子にたっぷりの栄養を蓄えておき、その栄養で発芽をします。(種子には胚の他に栄養をたくさん蓄えている胚乳という部分がある。)
人間の赤ちゃんと同じですね。(^^)
お母さんが作ってくれた種子の中には、ちゃんと栄養と愛情が詰まっているのですね!!
そして、ちゃんと赤ちゃんが成長していけるように周りの環境に
「時期がきたらちゃんと起こしてあげてね…。」
とお願いしています。
自分はいなくなっても、きっと大丈夫と信じて…。
究極の生き方
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塾講師歴20年。二児の子育てをしながら塾を経営しています。 ここでは、「これからの世の中を生き抜くために必要な力」について考えていきます。もし、気に入って頂けましたら「スキ、フォロー、サポート」よろしくお願い致します。m(_ _)m やる気が倍増します!