「ボイスレトリバー」で味わえた人生の喜び~安平有希(やすひら ゆき)さん~
安平さんは脳脊髄炎(のうせきずいえん)という病気から気管を切開し、20年間声を出すことができませんでした。ボイスレトリバーを口の中に装着して、声を取り戻すことができました。
安平さんが声を失った時、どんな気持ちで過ごされていたのでしょうか…?声を取り戻してどんな喜びを味わったのでしょうか…?
歯科医師の山田さんには、開発・改良にかける思いをうかがっています。
🎙インタビュー
声を取り戻して味わえた人生の喜び
~声をとり戻せる装置「ボイスレトリバー」を使ってみて~
◆安平 有希(やすひら ゆき)さん ⇨ボイスレトリバーの一番のヘビーユーザー
◆ 歯科医師 山田 大志(やまだ たいし)さん⇨ボイスレトリバーを開発・改良
BGMがほとんど聴こえないVer.はこちらから・・・↓ お好みでどうぞ♪
◆ タイムテーブル
山田さんの開発にかける思い 03:04-
安平さんの声を出せなかった悔しい思い 05:12-
安平さんが20年ぶりにボイスレトリバーで出せた声 08:09-
安平さんの生活の変化 10:26-
山田さんからのメッセージ 12:26-
安平さんからのメッセージ 14:46
ボイスレトリバーを装着した安平さんが20年ぶりに声を出せたとき第一声は、夫である俊(たかし)さんの名前でした。そして次に出たのが香取慎吾さんの「シンゴチャーン」という言葉でした。
安平さんは香取慎吾さんの長年の大ファンだったのです。
◆ 悔しい体験
安平さんが声を出せずなくて悔しかったのが、大好きな香取慎吾さんのイベントに参加したときのこと。握手のチャンスがあったので熱い思いをご自分の声で伝えたかったそうですが・・・当時はこの↓メッセージボードで思いを伝えるのが精一杯でした。
◆ 喜びの体験
安平さんは香取慎吾さんの時には間に合いませんでしたが、ボイスレトリバーを装着した翌日、男性デュオ(all at once)のイベントに参加しました。
「応援しています! 」「頑張って下さい」とご自分の声で伝えられたそうです。その後も路上ライブに参加して、また話すチャンスがあったんだそうですよ~!!
声で思いを伝える喜びって…深いですよね…。
◆ ボイスレトリバーに込める思い
声を理由に人生をあきらめないでほしいという思いから、安平さんはボイスレトリバーを応援しています。
◆ 改良を応援したい
介護をしているとよく聞くのが「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」という言葉。食べ物や唾液が肺に入ることで引き起こされる肺炎のことです。
誤嚥性肺炎の心配があるという理由からから、喉を切開する方がたくさんいらっしゃいます。喉を切開すると…声を出せなくなってしまいます。私の祖父母の最後もそうでした・・・。
ボイスレトリバーをつけることで失った声を取り戻し、今までの人生の楽しみを諦めることなく続けている安平さんのような方がいらっしゃいます。
◆ 応援メッセージ・お問い合わせ
改良に日々力を尽くされている山田さんと安平さんに、応援メッセージをお送りしませんか? コンタクトはこちらから…↓
安平有希さんのTwitter(ゆき)は ↓↓↓
これから使ってみたいな…という方からのご質問も受けてくださるとのことです。
https://twitter.com/shungikusnow111
ずいぶん前の収録になりますが、戸原さんのボイスレトリバーの開発にかける熱い思いもうかがわせていただいています。どうぞお聞きください !
🎙インタビュー
話す喜びをもう一度
「声を取り戻せるVoice Retriever(ボイス レトリバー)って何なの?」 歯科医師 戸原 玄(はるか)さん
◆ タイムテーブル
ボイスレトリバーはどんな方にオススメ? 01:20-
「人生を楽しむ力」を取り戻してほしい 05:38-
どんな装置 ? 06:43-
⇨ ボイスレトリバーはマウスピースにスピーカーを仕込んだ装置
⇨ 口を動かせば声を出せ、15分ほどで使えるようになるクラウドファンディングで声質を改良し量産できる体制を整えたい 09:11-
戸原さんへのコンタクト 12:33-
ゆずが摂食嚥下に熱いワケ 14:04-
まとめ
自分の思いを声で伝えたい…という患者さんの思いに寄り添って開発されたボイスレトリバー。改良でより使いやすく、より表現しやすくなるよう、山田さんも戸原さんも安平さんも奮闘中です。
今後どんな進化を遂げるのでしょうか? フレーフレーです !!改良を引き続き応援していきたいです。ボイスレトリバーで「人生をあきらめない」ですむ方が一人でも増えることを願っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?