老舗Bar 「ルパン」
ずっと行ってみたかった。太宰も訪れた事のあるバー「ルパン」
夜の銀座は明るい、地図を見ながら歩く。
”そこの曲がり角…”を左にっと
赤く光る看板を照らすのは「rupan」のネオン。重厚なドアを前に唾をのむ。いや、また今度にしようかな。と後を去りそうになるほど、敷居が高い。いやでもでも!入ってみたかったんだ。一杯だけして帰ろう。と、その重い扉を引く。地下につながる階段の上に太宰の新聞が。本当に来ていたのだな。ゆっくりゆっくりと階段を降りる。降りると広がった店内は時止まり。叔父様