36日目 ワレカラ
とはなんぞや。ええ、私も数年前まで知りませんでした。
世界各地の浅い海藻があるところには殆ど見られる、身近な甲殻類。古今和歌集にも登場する由緒正しい甲殻類です。
なかなか面白い形だ。
チリメンモンスターにも登場するそうです。
あの深海に見られるヨコエビの仲間だそうです。深海にいるワレカラもいるそうです。
ワレカラさんは、
ワレカラ組(ワレカラ科)
お友達は、
ヒメワレカラさん(ヒメワレカラ属)
イクビワレカラさん(イクビワレカラ属)
ゲッコウワレカラさん(ゲッコウワレカラ属?)
ヒゲアシワレカラさん(ヒゲアシワレカラ属?)
ソコワレカラさん(ソコワレカラ属?)
などなど
親戚は、イバラワレカラ、ホソコブワレカラ、バラトゲワレカラ、ツバメノテワレカラなどなど、と書きながら、ワレカラという名前の種はいなさそう。しかし、とんでもなく種類がいるので今回のタイトルはワレカラにします。
殆どの種類が遊泳力がほとんどないそうで、鰓から空気の取り入れも海流頼みのところがあるそうです。ひ弱なん、と思わんでもないけど、これだけ多様(20を超える属、50を超える種)あるのは繁栄の証。生物の面白いところです。
近くでも見つけられるそうなので見てみたいな。