52日目 ジェンツーペンギン
世界で3番目に大きいペンギン。
3番目と言うのは、1番目と2番目がめちゃ有名だから。コウテイペンギン、オウサマペンギンに次いでということ。
でも一番泳ぐのが速いペンギンであるし、みなさんが想像するペンギンらしい黄色い足を持つ唯一のペンギンでもある。
(ペンギンの足=黄色のテンプレはどこから…?)
「ジェンツー」とは、ヒンドゥーという言葉がまだないインドでムスリム(イスラム教徒)と区別して使われた「異教徒」という意味を持つ言葉で、このペンギン頭の白い帯が異教徒のターバンのように見えるので、そのような名前がついたと言われていますが、本当のところはわかっていません。
ジェンツーペンギンさんは、
ペンギン組(ペンギン科)
お友達は、
オウサマペンギンさん(オウサマペンギン属)
マカロニペンギンさん(マカロニペンギン属)
キンメペンギンさん(キンメペンギン属:キガシラペンギンとも)
コビトペンギンさん(コビトペンギン属)
ケープペンギンさん(ケープペンギン属)
です。
親戚(ジェンツーペンギン属)は、アデリーペンギン、ヒゲペンギン(アゴヒゲペンギン、アゴヒモペンギンとも)です。
ジェンツーペンギンは近隣の動物園水族館ではあまり見られず、フンボルトペンギン、マゼランペンギンばかり見ていた記憶があり、珍しいペンギンだと思っていました。しかし、ペンギンの中ではかなり個体数が安定しており、増加傾向にあるという報告もあるそうです。
一方で、フンボルトペンギンは、逆に個体数が減ってきているペンギンです。
動物園などではとても身近に見えても、実際のところは調べないとわからないものです。