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29日目 ブルーバック

三連休に子どもと虫取りに。
アオスジアゲハを捕まえてあげるととても喜んでいました。

絶妙な青さなのさ。

青い動物といえば、昆虫類や鳥類にはたまに見ますが、大きい動物になってくるといなくなります。生態的にデカくて青いのは有利ではないのか、コストがかかりすぎるのか、はたまた、など考えていると、思いだしたブルーバック。

絶滅してしまった動物の筆頭に上がる青灰色の毛皮を持ったアンテロープ(オリックスなどに近いウシの仲間)です。
入植者が見つけたときには南アフリカの一部にしか生息しておらず、生息数も多くなかった。入植者もその美しい毛皮を狙って狩猟対象としていたそうですが、元々個体数が既に少なかったのでそれだけが絶滅の原因ではないという研究者もいます。

ブルーバックさんは、
うし組(ウシ科)
お友達は、
アダックスさん(アダックス属)
オリックスさん(オリックス属)

親戚は、ローンアンテロープ、セーブルアンテロープです。

当初より不明な点が多いまま、保護の機運が高まることもなく絶滅してしまったため、不明な点が多いそうです。
著名な博物館に保管されているブルーバックの標本、骨、皮など10点からDNAを調べたところ、そのうち4点がブルーバックで、その他はローンアンテロープ、セーブルアンテロープだったという研究結果もあります。

とはいえ、世界には見つからず絶滅したものも多くいます。それは良くないこと?人為的ならよくない?狩猟が生活の一部だったら?自然淘汰の絶滅は?ゴキブリ、蚊なら絶滅しても良い?

うかんではふくらむもやもや。