23日目 オヤニラミ
魚が続きます。珍しく写真があるやつ。
パッと見たときにブルーギルかと思ったけど、こちらは中国、朝鮮半島、西日本に分布の魚。
子供の頃、バス釣りしてる友だちに見せてもらってカッコいいと思ってたギルの姿かたちに似ていて、在来種となるとなんだかワクワク。ここらへんの川にもいるのかと思うとワクワク。
オヤニラミさんは、クラス分けに色んな説あり。
ほそあかめ組(ホソアカメ科)か、
ペルキクティス組(ペルキクティス科)か、
けつぎょ組(ケツギョ科)
お友達は、
けつぎょさん(ケツギョ属)
親戚は、コウライオヤニラミ(朝鮮半島固有種)、ナンシオヤニラミ(中国南部など)がいます。
淡水スズキ目らしく、他の魚類を食べる肉食。数が減っている地域もあれば、東日本では、国内外来種とされているところもあり、難しいところ。こういうのは結局、種そのものの存続だけでなく、遺伝子多様性、つまり地域での保存が必要ということよね。
オヤニラミは、オスがかいがいしく卵を世話するので、魚版托卵をされてしまうらしい。それはまた次の機会に。(カッコウみたいに既存の卵を駆逐したりはしないみたい。)